謀略、風に語りて

 ミオック城の執務室で二人の女性が会話をしている。

 一人はアーブ公爵、ヨアンナ・アヴィズル、そしてもう一人はアーブが誇る武器商ギルド、月光商会の長アンシェリーナ・ファン・セレーネ。


 名目上は様々な人間が関わっている事になっているものの、事実上、この二人によってアーブのすべては動かされている。


「いやーしかし、公爵様も大胆な手段に打って出ましたよね。たしかに帝国の一封臣という立場じゃ、商売もあれこれ自由にはできませんけど、まさか帝位を狙うとは!」

「帝冠か……。正直、そっちには興味ないんだよね」


 ヨアンナは素っ気ない態度で返事をする。


「おや意外、てっきりワタシは先の南大陸遠征とかで無理やり動かされたのを根に持ってるもんだとばかり思ってましたが」

「感情で動くのは馬鹿のやることよ。貴方こそ、感情とは無縁な生き方をしてるでしょうが」

「ありゃりゃ、バレてましたか。けっこー自信あるんですけどねえ」


 セレーネはぺろりと舌を出した。全く悪びれていない。


「まー別に、私としては我が月光商会が儲かればわりと何でもいいんですけどね、別に」

「別に、ね……、それを言うなら、私もべっつに、ニコラとレオンのやつが勝とうが負けようがどうでもいいのよ。それで我がアーブに流入する金や資源は増えないでしょ?」


 はあ、とヨアンナはため息をつく。空になったカップに息が当たった。

 深海のように、瞳には推し量れない影があるように感じられた。


「アーブがこの戦争に協力するのはなぜか、それは資源が無いからよ。この半島に閉じこもっていちゃ、百年はおろか数十年にわたる繁栄だって難しい。人類がここまで発展したのはなぜ? それは飽くなき進歩の賜物よ。研究にしろ何にしろ、食料と金属と木材、あと石材はいくらあってもいい」

「うっわー悪いこと言う!」


 気怠げに言い放つヨアンナと、わざとらしく驚いて見せるセレーネ。


 平時なら帝国内の貴族同士で殴り合うなどご法度もいいところ。相手方に非があるならともかく、こういう単純な領土、資源欲しさに攻め入ったらまず間違いなく介入を受ける。


 故にヨアンナは帝国全体の騒動を煽り、そのどさくさに紛れて土地を掠め取ってやろう。と考えたのだ。


 だからこそ、この大事なタイミングで同じことを自分の配下が守護する都市に仕掛けた、いまだ名も知れぬ帝都貴族は排除せねばならぬ。と考えていた。


 その狡猾さと知略は評価するし、なんなら会って話してみたいとさえ思ったが、そういう個人的感情と公人としての国、領邦の利益を重んじる立場は切り分けられるのがヨアンナである。


「好きに言いなさい、ともかく、あんたの商会にも兵士と金は出してもらうからね。分け前、欲しいんでしょ?」

「ええまあ、そりゃあ儲けになるんなら出しますよ。ヴィラグーナ、すなわち商売敵を物理的に潰せるんだったら協力しますってば」


 月光商会は表向きこそ武器の生産に携わる職人や商人の互助組合という体をとっているが、実際には独自の兵力を有する、いわば武装した排他的商人組織なのだ。

 その辺の犯罪者集団と決定的に違う点は一つ、アーブ公爵であるヨアンナの監視下に置かれているという点だけである。


 月光商会の私兵たちの武装は軽歩兵のものを範としている。発煙弾と東大陸由来の投げナイフ、そして反りの無い直刀。

 軽装で、少人数で行動する精鋭部隊だ。


 ちなみに、セレーネも同じ戦闘スタイルをとっている、というより、彼女が元締めだからそうなったのだが。


「あのねえ、一応ヴィラグーナは本来我が封臣たるゾーリンゲン伯の都市。私にも、そこからの税収が少しとはいえ入ってくるんだからね」

「えー、あそこ帝都の息がかかった商人ばっか優遇されて、我が月光商会なんてぜんっぜん入り込む隙間ないんですよ? もうぶっ壊しちゃいましょうよ」

「帝都貴族とそのシンパを一掃するだけでいいのよ? なんでそんな血の気が多いのかしら。……冷静に考えてみれば当たり前。貴方と私の利益が、この場合だと合致しないものね」


 友人とはいえ、ヨアンナは貴族、ファン・セレーネは商人である。抱えている配下の性質も違えば、守るべきものも当然違う。

 賢いからこそ、利害折衝には敏感なのだ。


 ファン・セレーネはとりあえず話題を変えることにした。内心、ヴィラグーナに関しては占領後にいくらでも打つ手があると判断して、今はこの問題を棚上げすることにした。

 彼女も人の子である、友人に対して、手心が発生しないわけではないのだ。


「っとっとっと、そうだヨアンナ様、そろそろパウエルのやつから定期連絡の使いが来るはずです。もうしばらくお時間いただいてもよろしいですか?」

「構わない。その連絡員の名前を聞いておこうかしら」

「ああ、そいつはですね……」


 ―――


 がたごとがたごと、小石を時たま蹴りながら、ヨゼフィーネを乗せた馬車はヴィラ=ミオック街道を北上する。


「……もう出てきて大丈夫ですよ。ヨゼフィーネ、さん?」


 妙につっかえつっかえの喋り方で樽の中のヨゼフィーネに話しかける者がいた。


 ずりずり、ごとん。


 樽の蓋が中から押し上げられてずり落ちると、中からおもちゃみたいに飛び出てくるのはやはりヨゼフィーネその人。


「ぷあっ! ぜひー、ぜひー、……ああもう、樽の中ったら息苦しくてかなわない!」

「まーまー、でも検問がザルで助かりましたね? ざらっと見て、ハイおしまい、ですもん」


 当然口調に疑問を持つヨゼフィーネ。顔を見ると、どうもこのあたりの人間ではない。

 女性であることは分かったが、問題はそこではなかった。


 真っ黒い髪に真っ黒い目、これだけ見るとエブナードの人間に見えるかもしれないが、明らかに顔立ちが違う。

 浅黒い肌。そりゃあ日に焼けてるならそうもなるだろうし、日照量が多い南部だと珍しくもなんともないが、東部盆地のエブナード人で黒い肌の持ち主というのは聞いたことがない。


「名前、何て呼べばいいかしら?」

「ヤスミン・アルクルサニ、月光商会に拾われて働いてます。ヤスミンって呼んでください」


(アルクルサニ、ねぇ……あたしもに詳しいわけじゃないけど、たぶん偽名ね。それっぽいけど聞いたことないもん)


 ヤスミンの自己紹介を聞いて、だいたい南大陸か東大陸、そのどっちかの出身なんだろうな、とヨゼフィーネは思った。

 アーブは恐らく帝国の中で最も造船が発達した地域、故に、なんかの弾みで来てしまってもおかしくないだろう。そう自分を納得させた。


(さてさて、アーブ公爵様をどう説得したもんかしらねえ。今回の書状に関しては私とお姉ちゃんの力作……それこそ、レオン皇帝をゴールとするって、ポート・ド・ルーブを乗っ取ってそう決めた時から、二人で考えた内容だからそこに不備はない。……だから、私の言葉が大事になってくる)


「見えてきましたよ、アーブ公国」

「……なんか、めっちゃ長い旅だった気がする。樽の中なんかに詰められたせいなんだけどさ」

「まずはボスにご挨拶ですねー。……おっと、あんまりボスって呼ぶんじゃねえって言われてましたね。会長です、会長。ミオック城も見えてますよ、手、振っちゃおーかな」

「好きになさいな、私に聞くことじゃないでしょそれ……」


 思い切り手を振るヤスミン。それに手を振り返すファン・セレーネ。

 月光商会はなんだかんだで職員間の仲が良いと評判だ。会長はおっかないとよく言われるが。


「お。噂をすれば馬車ですよ馬車! いやー、うちの職員って本当に優秀ですね、万事報告通りだ!」

「……名前を聞いたはずなんだけど?」

「はいはいそうでしたね。ヤスミン・アルクルサニっつって、このあたりだと珍しい人種ですよ。サーラーン出身らしくて、職にあぶれてるってんで雇ってみたらこれがなかなかどうしてデキる奴」


 饒舌に、自慢げにファン・セレーネは言った。


「サーラーン人ねぇ、目立つんじゃない?」

「逆ですよ、後ろ暗いことをするのに目立つ奴は普通使わない、その思い込みを利用しようってやつです。……ま、ヤスミンが優秀ってのもありますがね」


 そうして、ファン・セレーネはいらん事まで喋り出す。朗々とした語り口だが、内容はそこまで重要ではなかったためここでは割愛する。

 いっぽう空の方は裏腹に、急に雲が厚くなってきた。


「会長っ、ただいま戻りましたぁー」

「おうっ、お帰り! ……ちっと曇ってきたね、うす暗くってしゃあない。灯りとってきてもらえる?」

「はいはーい」


 休む間もなく、文句の一つも言わず出ていくヤスミン。そしてファン・セレーネは、その同行者の方に向き直って言った。


「んで、貴方はどこのどなた? なーんで、我が月光商会の馬車に乗れてたのかな?」


 ファン・セレーネはにこにこしながら目線をヨゼフィーネのほうに移した。

 いや、にこにこなんてしてない。ヨゼフィーネはその目が笑っていないことにすぐ気が付いた。


(うーわ! 目が笑ってないよこの人!! しかもデッカ! 身長いくつあるの!? ……なるほど、この人が月光商会のボスかぁ。脅かしっこ無しだよぅ)


 いったん、このおっかない月光商会のボスは無視して、アーブ公爵様と話を付けよう。そうヨゼフィーネは決めた。


「公爵様、お初にお目にかかります。私はスフォレッド革命政府の特使、ヨゼフィーネ・フルージュです。ここへは、友人であるバーブラス伯爵パウエル、および月光商会の案内を借りて参りました。急な訪問、失礼は承知の上です」

「……ええ、レオンのやつは元気にやってそうで安心した。ご用は何かしら?」


 隣の商人とは対照的に、アーブ公は少ない口数で受け答える。

 口下手というかは、そう言う話し方を好んでいるようだった。


「協定の申し出です。……ヴィラグーナに関して、なのですが」


 そこまで言葉が出たところで、ヨアンナは察したように口を開く。


「ファン・セレーネ、人払いと警護をよろしく。誰も近づけさせないように。さっきの、ヤスミンにもそう伝えておいて」

「了解しました。あたしがいないからって公爵様に失礼な事したら、分かってんでしょうね?」


 心の底からは笑っていない表情でヨゼフィーネにくぎを刺すと、そのまま手をひらひらさせながら部屋を後にした。


「……ふう、商人ってのは妥協を知らない」

「政治の本質は妥協ですけど、商売の本質は妥協じゃありませんからね。不特定多数を相手にするのと、客層がある程度わかっているのとでは勝手が違う」

「ん、貴方は信用できそうね。分かったわ、まずは書状を見せて頂戴」


 ヨゼフィーネは書状……アーブ、スフォレッドによるヴィラグーナ共同攻撃の提案と、バーブラス伯パウエルからの私信を手渡す。


「私の事柄に関しては、口で説明するよりもそちらの、パウエルからの私信を確認していただいた方が確実かと」

「そうね、第三者を介することこそ、一番手っ取り早いときがあるもの」


 ヨアンナはするりするりと読み進めていく。いかにも手慣れた様子なので、ヨゼフィーネは

(この人、私と同じくらい若いのに謀略慣れしてる。文章仕事や、人を使うって経験が多いのだろう。じゃなきゃ、ここまで……スムーズにいかない)

 と、信用とともに警戒も深めた。


「そうねえ……、ヴィラグーナをどうにかしなきゃいけないってことに異論はない。問題は貴方たち、……いいえ、ヨゼフィーネさん、あなたの望むところよ」


 引きずり込むように深い眼差しだった。雰囲気に飲まれまい、とヨゼフィーネは心であらがう。


「何よりあなたは、……有り体に言えば、その担ぎ上げたレオン・スフォレッドを皇帝にしてどうしたいのかしら?」


 目の前の、悠然とした大貴族を前に、ヨゼフィーネは決心した。

 いや、せざるを得なくなったというべきだろう。


「王権の無制限拡大です」

「……っ!」


 珍しく、本当に珍しいことにヨアンナはぞくりとした。目の前の人間、ヨゼフィーネ・フルージュに、わずかとはいえ恐れを抱いた。


(王権を拡大? 冗談じゃない、既存権力たる私たち貴族への挑戦も甚だしい。……だけれど、情勢的には可能なのが恐ろしいところ。現状、遠征の失敗、硬直化した貴族制度が原因で帝王も教会も、……そして何より駆り出された貴族こそが疲弊している。こんな状態はめったにない。だからと言って力で変革を試みる!?)


 ヨゼフィーネは畳み掛ける。

 心を読まれたのではないか? とヨアンナはアーブ公としての焦りを感じたが、あり得ない。と自分に結論を出す。


「貴女は分かっているはずです。もはや貴族頼みの国家運営が徐々に限界に近付いていると。考えてもみてください。西海岸、特にアーブはもともと耕作に向いた土地ではなく、漁業、商業の発展が進んでいたために貨幣制度の受容も速かった。貴方の賢明な統治の下、アーブ貴族は商業、産業の守護者としてスタイルを切り替えられた。だから実感はないでしょうけど……けれど帝国全土でみると違うっ!」


 外ではパラパラと雨が降り出していた。うす暗くなった城内を照らすために、ランプやロウソクの灯がともる。

 例外は、この術数権謀渦巻くミオック城執務室だけだった。


「問題は帝都含む中部より東です。……貨幣が庶民にも流通し、徐々に知的水準も向上するようになったことで、一部の農奴が事実上自立。荘園の労働力を失い、著しく貴族と騎士の力が落ちました。軍隊も、傭兵なんてものが生まれ、戦うことができるのは騎士階級だけ、という虚像は崩れ去ったのです。おまけに機械弓と火薬は、重装歩兵や騎馬の優位性すら揺るがした! 満足に戦えもしなきゃ金も持たない貴族にっ、いったい何の存在意義があるのでしょうか!」


 ひゅうと風が吹き込んで、たまたまその位置にいたヨゼフィーネが吹き込んだ雨に濡れる。

 しかし、会話は途切れることなく続いた。


「それを、私に言うの……?」

「あなたはそうでないからこそ言っているんですよ、アーブ公。仮に貴族制度が崩壊したとして、貴方は月光商会や軍、学者等をつなぐことができる唯一の存在。民選か貴族かの違いはあれど、必要とされる政治家です」


(レオンの奴、てっきり英雄志望の戦うしか能のない男かと思ったけれど……、案外、とんでもない拾い物をしてたのね。)


「いいですか、農奴を有し、そこから召し上げた物資を売り買いするのは質の良い金貨を使える貴族だけ、というのはもはや時代遅れの考え方です。私は……レオン様を皇帝とし、強力な王権と、官僚による国家制度の再整備を考えています」


 ヨアンナの表情がわずかに変化した。言葉で説明するのは難しい……というか、それを悟らせない部類の変化である。

 一応、ポジティブな感情の方向ではある、とだけしておこう。


「……私からの要求は一つ。仮に、革命が成功して新体制を作ったとしましょう。そこに、我がアーブを含めないでほしい。アーブ公国という枠組みの中で、私とその臣民たちは繁栄を享受できている。民のためにも、それを壊すことは受け入れられない」


(事実上の独立要求ときたか。正直、このくらいは想定の内よね。そもそも行き詰った現体制を破壊して、より理想の皇帝のもとに秩序を一新する。ってのが私たちのお題目だし)


「であれば受け入れられます。完全な独立か、あるいは自治権か……、少なくとも、内政不干渉の徹底は約束しましょう。そこに関しては、レオン様にも報告しますし、説得も行います」

「そこに関してはトップのご意向次第ってことね。……いいでしょう、私たちにとってもヴィラグーナを不法占拠した連中を排除したいと思っていた。かの、南西部自由都市を瞬く間に糾合したレオン・スフォレッドの軍勢が味方に付くというのなら、海軍に注力していた我々と軍隊の補完もできる。ええ、署名しましょうか」

「ありがとうございます。私は、きっとうまくいくと思っていましたから」


 ヨゼフィーネの表情が柔らかくなって、安堵にも似た笑みを浮かべる。

 それはヨアンナも同様だった。不意に、今までの険しさはどこへやら、打ち解けたような静かな笑みになる。


「さて、帰るにも手段が必要でしょう? 船を用意するわ。……これからよろしく、我が親愛なる友人ヨゼフィーネ」

「え、あ、はいっ!」


 いきなり友人と表現されて、不意に調子を崩されたヨゼフィーネ。


「うふふ、楽しかったわ。貴方みたいに賢い人と出会えるのは何時だって人生に喜びを与える。……ねえ、もしこのあと、良かったらコーヒーとか飲まない? 最近凝ってるのよ」

「は、は、はい!」


 ヨゼフィーネにはこういうところがある。

 コミュ障とかそういう表現は正しくない。ストレートな感情表現が苦手で、癖として迂遠な言い回しをしてしまう。

 なので目の前の人間の、そうした直球の「お友達になりましょう」といった言葉にどぎまぎしてしまった。


(ま、まあ? 外交関係筋でこういう友好関係が生まれるのなんて珍しくも牛頭らしくも何ともないし? ……ふへへ、お姉ちゃんめ、あとでこのこと自慢してやろうっと)


 頭の中で伝わりにくそうな洒落を思い付くほどに平静さを失うヨゼフィーネ。


「今日は泊まっていきなさいな。雨降ってきちゃったし、それに、貴方とはたくさんお話がしたい。そうそう、ファン・セレーネには私から言っておくね、あの人、ちょっと警戒心が強いからさ。……アーブ、いや帝国きっての大ギルドの会長ともなればわからなくもないんだけど」


 意外と饒舌なヨアンナ。誤解無きよう書いておくが、彼女はもともと好奇心旺盛で、人見知りはほとんどしない。

 普段は、アーブ公爵としての立場、というか虚像を身にまとっているに過ぎないのだ。


 アーブに柔らかい雨が降り、静かに風が雨を空中に揺らす。

 二人の語らいを聞けたのは、お互いの他に、アーブに雨雲を運んだ風のみ。しかし、風は言葉を聞くことができない。


 風には聞くことができないのだ。

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