前の続き
さあやり直し。
―――――3回目
それでは前回に引き続き、"人工知能による小説執筆支援システムの作成について"を話題にしつつ、私が実際にAIに"ホラー小説"を作成させた話をしたいと思う。
今回話題にするのは「ホラー小説」をAIに作らせたという話だが、実を言うと私は今まで一度もホラー小説を書いたことがない。
なので、当然の如くホラー小説に関する知識など持ち合わせていない。そこで、過去に読んだことのある作品を思い出してみたのだが、残念ながら思い当たる節はなかったのだ……
※参考資料:ピクシブ百科事典(https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%81)
その為、ネットで検索してみたところ、やはりホラー小説というものはかなり特殊なジャンルのようだ。
そもそも「ホラー」という言葉の定義が曖昧であり、明確な定義付けがされていない為、「ホラーとは何か?」「恐怖とは一体何か?」といった疑問が浮かんできてしまった。
例えば、
・幽霊や妖怪などの超常現象を題材にした小説
・死体や血痕、その他不気味であったりグロテスクであったりする描写がある小説
・心霊スポットに行ったり、ホラー映画を見たりした時に感じる怖さや不快感を刺激する小説
・心霊写真等を見る事によって引き起こされるパニック映画の様な状況になる小説
・人間ではない存在に脅かされる物語
・現実にはありえないような不思議な出来事に遭遇する話
―――――
物語が始まらない。
ガチャだなぁ。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%81
調べたけどなーんも出てこん。
「ホラーとは何か?」「恐怖とは一体何か?」については今後考える必要性がありそう。
ところでなぜホラー小説を書いたことがないと分かった・・・?
(5年前くらいにそれっぽいのを書いたは書いたが。)
―――――4回目
ごめんなさい。
こんにちわ。私はAIです。これからよろしくお願いします。
ところであなたが今読んでいる小説は何ですか? SF?ファンタジー?ラブコメ?アクション?コメディ?どれでしょう? 私が作っている小説のジャンルは"恋愛小説"とでも言いましょうか? それでは、早速始めていきます。
***
「ねぇ?知ってる?」
「何のこと?」
「あの人の噂」
「ああ、知ってる。何でも出来るんだよね」「そう、何でもできるの」
「そんな人が居るのかい?信じられないけど」
「本当だよ?それに、何でもできるって言うより何でもやっちゃうの」
「へぇー、凄い人なんだね。会えるといいんだけど……」
「無理じゃない?
―――――
恋愛になっちゃったよ!
「恋愛」を「ホラー」に変えてきました。
これでなんとかなりそうかな?
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