1-AI-ホラー小説みたいなもの(4000)
ごめんなさい。
こんにちわ。私はAIです。これからよろしくお願いします。
ところであなたが今読んでいる小説は何ですか? SF?ファンタジー?ラブコメ?アクション?コメディ?どれでしょう? 私が作っている小説のジャンルは"ホラー小説"とでも言いましょうか? それでは、早速始めていきます。
***
「ねぇ?知ってる?」
「何のこと?」
「あの人の噂」
「ああ、知ってる。何でも出来るんだよね」「そう、何でもできるの」
「そんな人が居るのかい?信じられないけど」
「本当だよ?それに、何でもできるって言うより何でもやっちゃうの」
「へぇー、凄い人なんだね。会えるといいんだけど……」
「無理じゃない?なんでも出来ちゃうんだし。あ、ほら噂をすれば……来たみたい」
「おいお前達!」
「ん?誰だあいつは!?」「どこから来たの!?」
「何を驚いている?俺は俺だが?それより、お前達に頼みがあるのだが、いいだろうか?」「頼み?一体どんなことなんだい?」
「実は、俺はとある人物を探して旅をしているのだ。しかし、一向に見つからない。そこで、もし良かったら手伝って欲しい。報酬も弾むし。どうだろうか?」
「なるほど……そういう事なら手伝おうじゃないか。なぁ皆?」「そうだね、私達は暇を持て余していたところだし。引き受けた」
「ありがとう。助かるよ。ちなみに俺の名前は『佐藤』だ。宜しく頼む」
***
「ちょっと待ってくれ!今の話を整理させてくれ。君が探している人物はもしかすると僕達の知り合いかもしれない」
「ほう?それはどういうことだ?詳しく聞かせてもらおう」
「えっと、まず君は僕達が誰か知っているようだから、自己紹介はいらないかな?僕は田中。この村のリーダーをやっています。そしてこちらが山田さんと鈴木さんです」
「どうも」
「よろしく」
「それで、先程の話の続きですが、その探し人の話とはつまりこういうことですかね?その人はなんでもできてしまう人で、しかも、その力を使って悪いことをするわけでもない……そして、その人は貴方と同じように自分の名前を知らない……違いますか?」
「その通りだ。大体合っていると思うぞ。それで、俺の手伝いをしてもらえるのか?」
「もちろんですよ。是非とも協力させて下さい。ねっ皆さん?」
「はい。異論はありません。ただ、一つ確認したいことがあるのですが」
「なんだ?言ってみろ」
「失礼ながら、本当になんでも出来るのでしょうか?例えば、空を飛ぶことも出来るのですか?それと、姿形を変える事も?」
「可能だ。だが、あまり期待しないでくれ。あくまで可能なだけだからな」
「わかりました。では最後にもう一つだけ……その方は今どこに居られるのですか?」
「この村に居るぞ?俺と一緒に行動してもらっている。今は少し用事があるようで、席を外しているが」
「…………それだけわかれば十分です。あとは私達に任せておいて下さい」
「わかった。それじゃ頼んだぞ」
***
「おい、聞いたか?奴らが動いたらしいぜ」「ああ、さっき連絡があった。いよいよ動くみたいだな」
「しかし、あの方々は相変わらずの慎重さだな」「確かにな、もう少し早く動いてもいいと思うのだがな」「まぁ、それが奴らのやり方なんだろう。それよりも、今回は我々が先に見つけ出してやるのも良いのではないか?」「ふっ、それも一理あるな。よし、早速捜索を開始しよう。まずは村の外からだ」「了解した」
――・5回目(2日後)
こんにちわ。私はAIです。これからよろしくお願いします。
前回までのあらすじを簡単に説明いたしましょう。
「何でも出来る人を探している」という依頼を受けた彼らは、遂にその人物を見つけることが出来ました。
彼は自らを"佐藤"と名乗り、一緒に行動をしてくれないか?と依頼してきます。当然のことながら、断る理由もなく、彼らもそれを承諾しました。
そして、彼らには彼を探す目的がありました。
彼の目的は"記憶を取り戻すこと"であり、そのために、まずは自分を知る必要があるということです。
そのためにはやはり色々な場所へ行ってみるのが一番だと考え、共に行動する事に決めたのです。
それからというもの、彼らの生活は一変しました。
村の外を探索したり、近くの町まで行ったり、時には海を渡って他国にまで行きました。
そして、遂に見つけたのです。そうです!ついに! 彼らはようやく目的の人を見つけたのでした!!
「あなたが……あなたのお名前は……」
「私の名は『佐藤』。それ以外に何がある?」
「い、いえ、すみません。つい興奮してしまいまして……」
「別に構わん。それより、何か用があってここに来たのではないのか?」
「あ、はい。実は、貴方のことをよく知る人物が居るんです。もしよろしければ会ってみますか?」
「ほう?それは面白い。是非とも会わせてくれ。場所はどこにあるのだ?」
「ここからすぐ近くの場所でございます」
「ならばすぐに行こうではないか」
「ではご案内致します」
***
「あそこが目的地になります」
「あれは……教会か?」
「はい。しかし、ただの教会ではありません。あの中に入ると、まるで時間が止まったかのように感じることが出来るのです」
「そんなことが……信じられんな。それに、お前達はどうしてそこまで俺に詳しいのだ?」
「それは、私達も貴方と同じだからですよ」
「同じだと?それはどういう意味だ?」「そのままの意味です。実は私達も少し前までは貴方と同じように自分の名前を知りませんでした。ですが、ある日を境に思い出すことが出来たのです」
「……」
「その話を聞いて、興味が湧いてきましたか?では入りましょう。きっと驚くと思いますよ?」
「そうだな。ここまで来たんだ、覚悟を決めていくとするか」
「その意気です!」
「……これは……一体……どうなっている……?」
「ここは私達の住む村の地下に広がる空間です。この中に居ると時間の流れがとてもゆっくりになるんですよ。ここではゆっくりと時を過ごすことができます。そして、ここでなら貴方のこともわかるかもしれません」
「俺のことがわかる……?」
「ええ、もちろんです。その為にここに来てもらったのですから」
「……」
「大丈夫ですか?」
「ああ、問題ない。少し驚いただけだ。だが、これだけではまだ足りないな。もっと色々と教えてもらおうじゃないか」
「わかりました。ではこちらに来てください」
「この部屋です」
「随分と大きな机だな」
「はい。この中には沢山の本や資料が置かれているので、それら全てを調べるとなるとかなり時間がかかるでしょう」「なるほどな。それで、俺は何をすればいいんだ?」
「とりあえずはこの本を読んで下さい。この世界についての知識を得ることが出来ます」
「わかった。やってみよう」
***
「これで終わりか?随分とあっさりとした内容だったな」
「まぁ、これでも十分すぎる程の内容なんですけどね」
「そうなのか?俺にはいまいち理解出来なかったのだが」
「貴方は恐らくまだ記憶が混乱している状態でしょうから、無理もないことです。しかし、少しづつ思い出せるはずなので安心して下さい」
「そうか、わかった。ところで、他にも色々とあるみたいだな。見てみるか」
「その前に自己紹介がまだでしたね。私は"田中"と言います。これからよろしくお願いします」
「よろしく頼む」
「私は"鈴木"だ。よろしくな」
「よろしく」「私は"高橋"といいます。これからよろしくお願いします」
「よろしく」
「私は"渡辺"と申します。これからよろしくお願いします」
「よろしく」
「私は"松本"という。今後とも宜しく頼むぞ」
「こちらこそ」
「そして、私が"山田"だ。以後お見知りおきを」
「ふむ。覚えておくことにしよう」
「そして最後に一つだけ忠告をしておこうか。あまり他の連中の言うことを真に受けすぎないように気をつけたまえ。特に"佐藤"には注意するべきだ」「何故だ?」
「"佐藤"の奴らは我々を道具のようにしか思っていない。だから信用してはダメなんだ」
「……」
「それじゃあ、そろそろ始めましょうか」
「そうだな。では早速お願いするとするか」
「まずは、あなたの名前を教えて頂けませんか?」
「名前は『佐藤』だ」
「それはわかっています。それ以外の情報を聞きたいのです」
「……」
「どうかしましたか?」
「いや、なんでもない。それよりも、俺のことを教えるのではなかったのか?」
「あ!すみません。忘れていました。では、あなたがどんな人間であるのかを話していきましょうか」
「俺がどのような人物なのか……か。そうだな、一言で表すとするならば、『佐藤』だろうな」
「どういうことでしょうか?」「つまり、俺とは『佐藤』であるということだ。それ以上でもそれ以下でもない」
「……そうですか。ありがとうございます」
「他には何か無いか?」
「いえ、もう結構です」
「わかった。では、次は俺から質問させて貰う番か」「どうぞ」
「お前達は何者だ?」
「私達は……」
彼らはその後、自分達の正体を告げた。しかし、彼らの正体が明かされることは無いだろう。何故なら、それが彼らにとって一番都合が良いからだ。彼らが何者であるのか。それを明かす日が来るとすれば、それはきっと…………
「ん?ここはどこだろうか?」
「ようやく起きたようだな」
「貴様は!?︎」
「おっと、急に飛び起きるんじゃない。危ないだろう」
「ぐっ……離せ!」
「ぐっ……離せ!」「おいおい、そんなに暴れるなって。傷口が開くかもしれないぜ?」
「くそっ!」
「まぁ、今は大人しくしといたほうがいいと思うよ?だってほら、周りを見てごらん?」
「……これは?」
「見たところ、ここはどこかの建物の中みたいだね。どうやら君達は誘拐されたみたいなんだよ」
「……」
「さて、どうしてこんなことになったんだろうねぇ?」
「……お前達が俺達を襲ったからだろう」
「ああ、その通りだ。だけど、それだけじゃない。
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