応援コメント

8【感想論一般】具体目標型と抽象目標型(2/3)」への応援コメント

  • こんにちは

    雨 杜和(あめ とわ)なんですが、あめもりかずに、フィンデル様の言及に、ついペンネームを変更しようかと思ってしまいました。

    それにしても深い。書かれているコメントも素晴らしくて、おいそれとコメントを書けなくなります。

    また、ゆっくり読ませていただきます。
    このエッセイは、知的な追求に接することで、気持ちがよくなるという欲を満たしてくださり、とても楽しみです。

    作者からの返信

    あめとわさんですね! かっこいいお名前。

    いえいえ、感想を書いていて意識したり気をつけていることを並べているだけですー。
    偉そうに話しているのに自分でも気をつけきれていないことがあったりして、自省の連続です。

    読んでくださってありがとうございます!
    また余裕ができたら続きも書いていきたいと思ってます。

  • >抽象的目標を求める小説作者が具体目標型のアドバイスを受けるとマイナスになるかもしれない。毒になるかもしれない指摘。

    この言葉に禿げ上がりそうになりました。いくぶん年期を経ているからそのあたりの感想が毒になることは無意識に理解した上で接しては来ましたが……確かになぁ。自分が感想書き企画をやったときに「人気になりたい!」って言ってる人の作品を「いやあんた人気とろうとすると病むぞ、やめとけ」って言いそうになったのもこれです。

    またどこかで感想書きにも挑戦してみたいなあ、と思いました。もちろん抽象目標型全振りで。具体目標のほうの話はできる気がしないですし。

    作者からの返信

    浪間さん、こちらにもありがとうございます。
    フィン感の順番待ち、もうしばらくお待ちくださいー。

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    自分が感想書き企画をやったときに「人気になりたい!」って言ってる人の作品を「いやあんた人気とろうとすると病むぞ、やめとけ」って言いそうになったのもこれです。
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    これはめっちゃ難しい問題だと思います。私もどう感想を言ったものかケースバイケースで悩むと思います。
    本人の意思は具体目標型だけど本人の適正は抽象目標型というパターンですよね。意思と適性がねじれているんですけど、実はそんなに珍しいパターンでもない。
    意思と適性が合致していて、「公募受賞したい」「人気になりたい」で公募向きの読者本位エンタメ作品を書いていたり、「とにかく自分が面白いと思う作品を書きたい」で非エンタメの作者本位作品を書いていたり、だったら感想も書きやすいんですけどね。
    作者は「公募受賞したい」「人気になりたい」と思っているのに、作品は少数読者に深く刺さるような作者本位小説である、みたいな意思と適性がねじれているとどういう方針で感想を言ったものかはすごく悩んでしまいます。
    どうしてそんなねじれが発生しているかもその人それぞれなのでしょうけどね。本気=プロ志望、みたいな文化に流されちゃったりとか。

    私としては「自分は今後どうしていけばいいですか」などと問われないかぎりは、作者の意思も適正もほどほどに尊重してバランスをとっていくのが無難な感想スタンスかなと思ってます。
    作者の意思ばかりを尊重して作品を曲げてしまうのも(人気を出したいならこの作風では駄目だ)、作者の適正を尊重して意思を曲げてしまうのも(人気を出すのを目指すのはやめたほうがいい)、どちらも感想書きのエゴな気はしています。コーチではないので。
    なのでその作者の適性を前提にしたうえで、「この適正でその意思を満たすなら、このアプローチが無難なのかな」という視点で指摘なりを行うよう意識しています。これこれこうだから人気を目指すのは向いてないけど、それでも目指すならこれこれこういうアプローチだとアイデンティティと目標を両立しやすいかもしれない、など。
    「どうしたらいいか」と方針を問われたら適正を優先しますけどね。意思に迷っているということなので。


    本エッセイを読んで感想書きへの意欲が再燃した、というのは嬉しいかぎりです!