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1【意識していること】注意書きを入れない理由」への応援コメント


  • 編集済

    初めまして、斑猫と申します。
     私も諸般の事情で創作論を書き連ねておりまして、「個人の独断と偏見でお送りします」と注意書きを入れておりました(汗)
     ですが、注意書きを入れることで油断してしまい一層断定的な意見になってしまう、という点は興味深く感じました。

     小説の世界は「好み」で左右される部分がありますので、やはりどうしても書き手の感性にゆだねられる部分はあるなと思う今日この頃です。

    読みは「はんみょう」でお願いします。

    作者からの返信

    初めまして! フィンディルと申します! カクヨムIDを見るかぎり「はんみょう」さんとお読みすればいいのでしょうか。

    創作論と感想(講評、批評)とではまたちょっと違うかなと思います。
    創作論は不特定多数に読まれる文章で、感想は個人に読まれる文章です。
    なので良くも悪くも創作論は対象個人への影響力が弱いんですよね。仮に創作論と感想で全く同じ内容が書かれていても、対象の小説作者Aさんへの影響力は違ってくるはずです。感想のほうがずっと大きい。
    だから感想は断定しないことに気を配らないといけない。対象個人への影響力の大きさを自覚しないといけない。
    なので私としては、本文で意見の尖りを都度都度落とす必要は、創作論ではさほどないのかなと考えています。創作論なら「個人の意見です」と注意書きですませて良いと思います。

    逆に創作論で気をつけないといけないのが、レンジ(ターゲット)の絞りだと思います。当たり前ですが、創作論は感想より対象範囲がずっと広い。
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     小説の世界は「好み」で左右される部分がありますので、やはりどうしても書き手の感性にゆだねられる部分はあるなと思う今日この頃です。
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    と斑猫さんは仰っていますが、感想は個人にあてているだけあってその「書き手の感性」にチューニングできるんですよね。感想書きの種類と技術によって左右されますけど、基本的にその小説作者特注の感想を書ける。
    一方創作論は個人個人の「書き手の感性」にチューニングするのは物理的に不可能です。
    結果、合っていない小説作者に合っていない創作論が読まれる危険が高い。

    なので創作論は、「その創作論はどの小説書きを対象にしているのか」を創作論を読む前に判断できるようにしておくのが重要かなと思います。こちらこそ注意書きで。+本文でも、「~~を大事にする小説書きは」などしつこく。
    創作論を読んでいくうちに言外に誰向けなのかわかりますけど、創作論本文をある程度読まないとわからないというのはどうなのだろうかと。また言外に任せるのも怖いところです。
    小説作者にとって「参考にしないほうが良い有毒の創作論」というのもあると思います。それを食べながら味で判断しないといけない、ということですから。いや食べる前に有毒かどうか判断できたほうがいいんじゃないか、と私は思います。毒があるかどうか食べながら察してね、はおかしな話。
    創作論はレンジが広くなりすぎるものだから、意識してレンジを絞る。

    感想は、対象者に読まれることに選択の余地はおよそない。だから本文に意識を配る。
    創作論は、対象者に読まれることに選択の余地がある。だから注意書きにも意識を配る。
    の違いもあるのかなと思います。

    って、私は創作論を書かないので、半ば門外漢の意見ですけどね。釈迦に説法をしてしまったかもしれない! ごめんなさい!
    斑猫さんは斑猫さんの創作論哲学で書いてほしいと思います! 初めまして!

    編集済
  • 感想書きとしての立場ですねー。
    作者同士の指摘(筆致企画は指摘ありきの企画なので)では、こちらがどれだけ下手に出て指摘をしても怒ってしまう方もいるので。

    作者からの返信

    「どれだけ下手」が具体的に何なのかはさておき、指摘は人対人で行われますので感想筆者が配慮に配慮を重ねても小説作者の覚悟が致命的に不足していれば、どうしても円満な指摘にはならないですね。
    私もそういうケース全然あります。


  • 編集済

    フィンディルさんのこういうところ、配慮に配慮をなさっているところ、気づいてました。
    ご自分に厳しくあられるためだろうなと。
    頼りにさせていただいてます。

    さて、感想を書く方になると、説得力以前に「なんでここはこうなる?」と想像や妄想が追い付かないところや、読み切れない部分が出てきます。
    それを作者に聞いてしまうというのは我ながら幼いとは思います。
    「納得したならやるから、説得してくれ」っていう作者さんは、もう書くだけでお疲れなんだなと思うのですが、わたくしそこまで親切ではないです。
    「あなたの負担を背負っていくから、とりあえずここをこうしてみ? 見方が変わらないかな。全体のバランスを見ていけば大丈夫だから」
    って確信して具体的方策を与えちゃう。
    作者が「なんでだ!?」って言ってきたら「こうだろ!?」って返して、作者が「ちがう、ここはこうだ!」「じゃあ、このままじゃ伝わらないから、それを書いて」という荒っぽいやり方になります。
    もっと、褒めてのばしてあげられればよかったんだと、思い出すだけでくったりします。
    でも、褒めるって作者の何倍も上から目線でないとできないことだから、鉄は熱い内に、で最初からたたきまくっております。
    しまいには「もう一人くらい別の人に見てもらった方がいい」と言います。
    自分を信用していないんです。
    結果、作者に負担をかけています。
    これじゃあ、作者さんも独りで書いたほうが楽だよなあ、わたくしストレスかけてないかー? と疑問に思う日々です。

    *距離づけ。
    これは今もってわかりません。
    ネット上だけのお付き合いで余計に距離感が不明なので、作者さんの度量に甘えて絡ませていただいております。
    暑苦しいのかなあ……。

    作者からの返信

    その作品は飽くまで小説作者のものであり感想筆者(自分)のものではない、という距離づけが大事でしょうね。
    一緒になって創作している気分になるのはあまり良くないと思います。

  • フィンディルさんの感想の質の高さ、こういう心構えがしっかりしているから担保されているんだなあって感じます。

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    他にも色々あるので、これからもフィン感の隙間で書いていけたらと思ってます。