事情

「じゃあ本題に入るけど...まず、棗のお父さんとお母さんが死んだって話したじゃ

 ん?あれ、魂を狩ったの僕なんだけど、死神が人の魂をかる時のルールとして、

 もし自分の行動によって身寄りがなく、自分で稼げない状況の人が生まれてしまっ

 た場合、善意で保護できるっていうのがあるわけ。」

「じゃあつまり私は...」

「これに当てはまったってこと」

そうだったのか。

「で、ここどこ?」

「あー、ここ?棗が前住んでた家の近所。だから学校とかは変わらないよ」

「なるほど...」

「ま、なんか質問あったら言ってよ!答えるから」

「わかった」

なんとなくだが理解した。まだちょっと混乱してるけど。

「じゃあ次は、この家のルールを決めよう!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る