朝ごはん
「あ、おはよ!」
あの男の人は、笑顔で話しかけてくる。意味がわからない。
「なんで私ここにいるの?ここどこ?」
とりあえず思ったことをぶつけてみる。
「まーまー、そういうのは後で話すから、とりあえず朝ごはん食べなよ
机の前座ってて」
私の膝上ぐらいの高さの机の近くに座る。
少しするとおにぎりと卵焼き、トマト、レタスが乗った木のお皿と、お味噌汁が出てきた。
「いただきますっ!」
二人で手を合わせる。
食べはじめて少しした頃、男の人が口を開いた。
「自己紹介しよ?」
そういえばしていなかった。
「じゃあ僕からで。成瀬空です。空って呼んでね。死神やってます!人間界での年齢
は大体二十代半ばぐらいかな?」
「死神?」
「まあその話は後でするから!自己紹介してよ」
「えっと、市川棗です、五歳です!うさぎさんが好きです!」
「ありがとー!じゃあ僕は棗って呼ぶね!じゃあ本題に入るけど...」
そういって空は話を始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます