第3話 会社

次の日…

包蒸「消影おっはよーーー!!!」


俺「うるせぇ!」


包蒸「まあまあいいじゃん!こんな良い朝だし!」

やっぱりこいつダメだ~…と俺は少し後悔する。

俺「お前早く起きたんだったら、着替えろよ…スポブラとパンツに上着って…寒くないのか?」

包蒸「これ私服だぞ?」


俺「え"ぇ…外出時どうすんだよ。」


包蒸「ママに上着は羽織らないと外で捕まるって言われたから羽織ってるけど家じゃあめんどいから全裸で良いか?」

俺「よくねぇ。お前一応容姿は小柄の女なんだからな?ちょっとは意識しろ。」

包蒸「紳士ですねぇ。」

俺「うっせ。」

包蒸「じゃあなに着ればいいよ。」

俺「他の服ないのかよ…」


包蒸「ない!!」


俺「俺の服かしてやるから、着ろ。」


包蒸「あいあーい。」

そういって包蒸は別の部屋に移動する。

そこで俺はあることを思い出した。

俺「あっ月曜!今日出勤じゃん…」


俺「包蒸ー!俺会社あるから留守番しとけよ~!」


包蒸「え~…めんどくせえ。」


俺「蒸しパンやるかr…」

包蒸「わかった!」


俺「さすが早いな…」

俺はシャツとスーツを着て包蒸に

「帰ってくるまで家出るなよ。色々めんどくさいから!」

と言って早々に家を出た。

包蒸「家に居りゃあ良いんだろ?おっけ!」



俺は走って駅に向かう。

着いたその駅で同僚の中下と田中に会った。


田中「おぉ!瀬戸じゃん!お前もギリ?珍しい。」

俺「まぁ…ちょっと色々あってな…」


中下「瀬戸くんが駅にギリギリの時間に来るなんて珍しいね~。」

そう色々話しながら俺は会社に向かう。


その頃包蒸は…


包蒸「…」

「……」

「暇っ"!!!」


包蒸「話し相手が居ないのがこんなに暇だと思わなかった~あ"ー。」


包蒸「テレビも良いのやってないしな…"あっち"に帰るのもめんどくさいし…」


包蒸「ママあっちからだれかつれてこないかなぁ~」


?「大丈夫~もうすぐそっちにだれかつれていくからね~」


包蒸「わかった…とりあえず寝るわ。」


4話へ続く。

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