第4話社長


田中「お前さっき色々あったって言ってたけど何があったんだ?」


俺「ああ…言っても信じて貰えないだろうけど家にいきなり人が落ちて来てな。」


田中「そうか!信じるぞ!なんなら瀬戸だからな!」


俺「あ…ありがとう。」


中下「でもなんで人が?」


俺「それは俺が一番聞きたい。」


田中「で、そいつはどんなやつなんだ?」


俺「気になるか?そこ。」


田中「気になるな!」


中下「そうだね。気になる!」


俺「髪がピンクで小柄の女の子って感じだ。」


田中「へぇ!お前が好きそうな特徴だな!ダハハ!!」


俺「"見た目"はな。」


中下「見た目好きなんだ…」


そんなことを話してるうちに電車は目的地に着いた。

田中「じゃ俺はここで降りるぞ!」


俺「というか俺ら目的地一緒なんだから要らないだろそれ。」


田中「そっ…そうか!」



俺たちは会社に着くと挨拶をしてそれぞれ席に着いた。

三人「おはようございます。」


部長「おお。同じタイミングとは珍しいね瀬戸くん。」


俺「あはは…それさっきも聞きました。」


この人は部長の西條 蜜さんだ。おっとりしててスタイルが良いからか会社の男からは人気の存在だ。

部長「瀬戸くん瀬戸くん。」


俺「なんでしょう?」


部長「今日は社長ちゃん来るから色々頼むよ~。瀬戸くんの力が無いとボク色々めんどくさいからね~。」


俺「あぁ…はい。わかりました。」

そういって俺は席についてpcの電源を入れる。

俺がため息を着くと横の水野さんが声をかけてきた。

水野「元気が無さそうだな。どうしたのだ?」


俺「朝から色々ありまして…」


水野「大変だったな。胸でも揉むか?」


俺「…遠慮しときます。」

この人は水野 魅さん。いつも何かあるごとに俺をからかってくる。

コーヒーでうがいをしたり、いきなり逆立ちしたりする少し?変わった人だ。

この人もスタイルが良くて会社では一番人気だ。

水野「なんでだ~?FだぞF?ふわっふわっのおっぱいだぞ~?」


俺「仕事中なので。」


水野「んじゃ後でのお楽しみってことか…了解した。」


俺「後でもやりませんけどね!?」

そんなやり取りをしてる間にpcがついた。

この会社のpcはスペックが低いから起動が遅いんだよな。

会社なのにCeleronって!Celeronて!!

そして俺は仕事に取りかかった。

~1時間後~

部長「みんなー社長ちゃん着いたってさ!」


俺「今日は本社から社長が来るってそういや言ってたな。」

(なにげに社長に会うの初めてなんだよなぁどんな人なんだろう。)

俺は内心緊張していた。


社長「やっほー!!みんな!社長がやってきたよーー!!」


部長「久しぶりじゃん!社長ちゃん!」


社長「みっちゃん久しぶり!」


俺は二人の会話にビックリしていた。二人の会話を聞くに二人は仲が良いらしい。

それと社長も女性なんだな。


部長「入社6年以内の子は社長ちゃんのこと知らないだろうから自己紹介してあげたら?」


社長「それもそうだね。えーと私はtu商事社長の赤道 零葉だ!気軽に話しかけてくれ! 」

そのとき俺は思った。社長に気軽に話しかける人居ないと思うけどなぁ…と。

水野「はいはい質問社長殿~チョウザメの卵って食べたことある~?」

社長「キャビアか?無い!」

俺(水野さん!?)


水野「あとカップ何~?」


社長「悔しいが、Aだ!君は何だ?」


水野「私はFだ~。」


社長「大きいな。少し分けてほしいくらいだ。」


水野「これは瀬戸が揉むからだ~めだ~。」


社長「あはは!面白いな君!」


水野「しゃちょ~さんはいい人なんだな。」


俺「それにしても社長が何かだれかと重なる…」

俺「あ、包蒸だ。」



包蒸「ヘクシュン!!」


?「あらら、風邪?」


包蒸「いや、たぶんちがう。」


5話へ続く~

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