第28話 ヴァンサンの子
それは遠い遠い遥か昔の、まだ王国が七つの国に分かれていた頃のお話。
七つの国の一つ、豊かな森と清らかな小川と美しい湖のある東の国。
神々と精霊達の祝福をうけた神話の地と呼ばれたその国には、精霊と魔物達が多く棲み、人と共存していたそうな。
「魔物も!?」
「ええ、彼らもまた一概に悪い物というわけではありませんからね。中には人を獲物とするものもいますが、ただの獣にだっているでしょう?」
「そうですけど」
「魔力を持つ獣みたいなものです。皆が恐れる竜だって、別に彼等を刺激するようなことがなければ好んで人間など襲いません」
進み続ける馬車の中、魔術師が語り始めてすぐその話を遮ってしまったわたしは再び黙って続きを促す。
たしかに魔術師の言う通り、竜が彼等の勝手で暴れるといったことは考えてみれば少ないかもしれない。
基本的に竜や魔獣は、野生の獣同様にめったに人間の前には姿を現さない。
特に竜は、大抵は一攫千金を狙って竜退治を仕掛けた者や、故意か事故かはともかく彼等に接触したり彼等の住処を荒らした人間がいて騒ぎとなる。
竜は鱗や爪やあらゆる部分が高値で取引されるため、狙って命を落としたり重傷を負う人が後を絶たないのだ。
魔獣が家畜や血肉の匂いに誘われて出てきたといった話はたまにある。争いが起きた地や疫病などが流行った地には魔獣がよく現れるといわれている。
「その頃は、いまのように人間や精霊や魔物達の世界ははっきりと区切られてはいなかった――」
精霊は、彼等からの接触でない限り、ごくわずかな精霊博士と呼ばれる特別の資質を持って生まれた人か、高度な魔術を操れる魔術師が精霊と交流するための魔術を使わなければ、姿を見ることはできない。
けれど、大昔、彼等の姿を見て声を聞ける人は多くいたらしい。
偉大なるヴァンサン王は、精霊の姿を見て声を聞けるだけでなく、魔物達までもまるで犬や猫のように手懐けることができたらしい。
彼は人と精霊と魔物、皆から愛され、彼も皆を愛していた。
それぞれの種族の主張に耳を傾け、その間に立って、王として時に寛大に時に厳しく彼等に接し治めた。
東の国は、七つの国の中で唯一、人と精霊と魔物が共存共栄する国だった。
精霊と魔物達はヴァンサン王を慕って、彼に自分たちの持つ力を貸して協力した。
「それが盟約とかいう……」
「いいえ。本当にヴァンサン王は彼等を従えていたらしく。おまじないのようなことはしていたようですが」
「おまじない?」
「ほら、いまも家護りの精霊のためにミルクを小皿になどに入れて窓辺に置くと家運をもたらすとかそんなのがあるでしょう?」
それよりもう少し格式ばった、なにか彼等に好まれるような手順や儀礼に基づいて彼等を招いて、領主が家臣になにか言いつけるように彼等を動かしていたようですと魔術師は言った。
公爵家の屋敷のレリーフに、ヴァンサン王が彼等を従えるような場面があると。
「問題はここからです。人間は人でないもの達と比べて寿命が短い。そしてヴァンサン王の子はヴァンサン王ほどには彼等と近しくはなれなかった」
そしてヴァンサン王の子は父のようになるために、必死に彼等と接し、人とは根本的に異なる彼等との共存を図るための方法を模索した。
人にはない力、人には見えないものを見て聞こえないものを聞くための。
「そして魔術が生まれた」
「魔術……」
「そう、当時は多くの人が精霊や魔物たちと交流が持てた。誰もが彼等との交流の資質を持っている」
その資質はなにか。
どのような形でそれらは発揮されているのか。
そして人ではないもの等の力はどのようなもので、どんな法則があるのか。
どのような方法、手順をふめば彼等を怒らせることなく利用できるのか。
「……そういったことを夥しい仮説と検証を重ねて模索し現在の魔術の土台となる理論を組み上げた。偉大なる王の資質は継げずとも、彼もまた偉大だった。魔術師として――ヴァンサンの子、と」
「え?」
「蔓バラ姫がそう言っていたでしょう? それはまさしくヴァンサン王の子のことなんですよ。フォート家の最初の盟約相手はヴァンサン王の子の恋人だったとか」
「えっ、なにそれ、話がよく見えない」
ヴァンサン王の子供がヴァンサン王のような才に恵まれず、それを補うために魔術研究を始めたらしいのはわかる。
それはいいとして。
いきなり蔓バラ姫が出てきて恋人で盟約相手になりましたって、色々端折りすぎでしょう。
それに古い精霊だとは聞いていたけど、一体、いつの時代からいるのよ。
精霊ってそんなに長生きなの? 死なないの? でも古い精霊ということは新しい精霊もいるわけでしょ?
「精霊ってうじゃうじゃいるの?」
「うじゃうじゃとは?」
「だって、王国以前の大昔からあのひとがいただなんて。そんなに長生きだと精霊って増える一方ではと」
わたしの言葉に何故か魔術師は不可解そうな表情を浮かべ、なにか考えるように馬車の天井を仰いで目を閉じ、それはなんというか思いもしなかった発想ですね……と、ぼそりと呟く。
「それに、あの
「そうかもしれないけれど……」
でも、あの瞳がない目以外は、普通の女性と大差ないし。
そう考えていたのが表情に出てしまっていたのだろう。
魔術師が上向けていた顔を戻し、怪訝そうにわたしの顔を黙って見下ろす。
しばらくして、まあしかしと彼はひとりごちるように言った。
子供向けの冊子や物語の挿絵に、人に近い姿で彼等とされるものが描かれているから無理もない、と。
わたしでなくてもそう思いそうだけれど、精霊に対する知識の違いなのか魔術師にとって、わたしの蔓バラ姫に対する認識は首を捻るばかりのものであるらしい。
そんなに変なこと言ったかしらと思わないでもないけれど、瞳がなくてちょっと地面から浮いてる女性なんて、たしかに化物っと思う人もいそうだ。
「とにかく。あなたが会った蔓バラ姫は、ヴァンサン王の子の恋人である蔓ばら姫でもあってそうではない存在です」
「それってどういうこと……?」
「つまり――」
精霊というものはなににでも宿っているもので、彼等は複数であって複数でない。また、時代や自然や人の意識の変化に合わせてその有り様は変化していく。
つまりは概念的な存在なのだ、と。
「精霊は大きく二つに分かれます。水や火や風や地を司る、所謂四大精霊といったような普遍的なものやそれらから派生した様々な自然を司る精霊。そして人の生活の中でいつしか認知されるようになっていった精霊」
「はあ」
「一般に魔術師ではない者が思い描く精霊は、あくまで擬人化された想像の産物に過ぎません。精霊といったものが存在しているといった、共通認識は成り立っていますけれど」
「じゃあ魔術師は?」
「その存在を意識する際は、便宜上、一般の人が思い描くものと大差ありません。魔術的に考えるとなれば自然や周囲の環境や物質の構築要素の一つといったところですかね」
う〜ん、よくわからない。
とりあえず、蔓バラの精って大雑把に考えたらそれが蔓バラ姫ってこと?
「よくわからないって顔をしていますね」
「だって彼女、昔のことやフォート家のことも知っているようなことを」
「過去も含めた総体みたいなものですから。そんなに深く考えずとも、ヴァンサン王の子と恋に落ちた蔓バラ姫と、我々が知る蔓バラ姫は似て異なる存在くらいで結構ですよ」
魔術師はそう言うけれど、なんだか腑に落ちない。
理解出来ていないことがもやもやと、釈然としない感じが気持ち悪い。
んーと唸っていたら、そんな私に魔術師は、概念的存在の精霊について理解し納得が得られたなら、それはもう魔術師への第一歩を踏み出したも同じだと呆れたように言った。
「そもそも魔術師ってなんなの?」
「随分と根本のところを聞いてきますねえ」
「だって、誰でもなれるものではないけれど、誰でもなれる可能性はあるものなんでしょ?」
「ええ、よく知っていますね」
「王宮にいた頃、近衛騎士の人が教えてくれて……」
――近衛……、と魔術師が口の中で呟くような声を聞いた。
「え、なに?」
「ん、なんですか?」
にこりと、胡散臭くも麗しい微笑みを魔術師はわたしに向けた。
少し前からぎしぎし馬車の金具が軋む音が聞こえてくる。
フォート家の敷地の範囲を抜けて、少し道が荒れてきたのだろう。
魔術師から舌打ちするような音も聞こえた気がしたけれど、少々馬車ががたつくくらいで舌打ちする不調法な人ではないし、ましてや舌打ちされるようなやりとりでもないから気のせいに違いない。
「その近衛騎士とはどういった方ですか?」
「どうって」
「王族の護衛といっても近衛も軍部の一員です。軍部長官は王族が務めていますしね」
「いい人でしたけど? 王妃様や王女様の警護の任で時々顔を合わせる方で」
「しかし、警護の任についていて侍女とお喋りとは感心しない」
やけにじとっと警戒まじりな眼差しを向けられる。
そういえば、この人は宮廷魔術師に知らぬ間になにかされていないかなどと、わたしに失礼なことを一瞬とはいえ疑った人だったと思い出した。
なんなの一体。
軍部になにか恨みでもあるの?
わたしの幼なじみ、悪ふざけでわたしに求婚していた西部の騎士団支部で大隊長を務めるモンフォール伯の三男と結婚前に王都の広場で遭遇し、彼を挑発して決闘を挑まれた時も痛めつける気満々だったし。
「任務中じゃなく、顔見知りなので休日に庭園で寛いでいる時なんかにお仲間の方と一緒に通りがかりに律儀に声をかけてくださってたんですっ」
「ほう、わざわざ」
なんなの、本当に。
妙に棘がある。
「騎士や武官の方々って、見た目は怖そうだけど気さくな方が多いですし。訓練での面白い出来事なんか聞かせてくれて……たしか魔術の訓練もするって話でしたよ」
「汎用魔術でしょう? ごく簡易な対魔術防御式や軽傷用の治癒魔術が使えたら便利ですからね。魔術師になれそうなほどの資質はなくとも魔術院の講師が出張って一応、必須訓練なんですよ。大半がまともに使えませんがね」
「なんだか感じの悪い言い方」
「事実を言ったまでです。多少なりとも使えたならそれ向けの部隊に配属されるはずですしね。王妃の側に仕えるお嬢さんに会話に応じてもらったうれしさでそんな話もしたのでしょう」
「うれしい?」
「余程の美丈夫でもなければ大抵怖がられるのが相場でしょう。王宮に行儀見習いにいらっしゃるご令嬢のような方には特に」
「まあわたしはご令嬢じゃないし、モンフォール家の坊ちゃんなんかもいますから」
「貴女の自称元婚約者ですか。いまさらながら貴女が王妃の第一侍女でよかったです。そう下手なことは出来ませんからね」
「だからっ、わたしはあなたに会うまで魔術なんて知りませんから! 魔術訓練や宮廷魔術師がすごく優秀な人たちって話を聞いたくらいでっ!」
「どうでしょうねえ、貴女どうやら随分と迂闊な人のようですし」
わたしが訴えても魔術師は失礼なことを言うだけで、それに彼の手に取られたままでいるわたしの手の指を弄んだりする。いい加減、離してほしい。
正直、片手が自由に出来ないのは煩わしい。
人を
「……それと提案」
「なんですか」
「これでいい加減に手を解放して」
思いついたそのまま彼の左肩に寄りかかり、片手が不自由なのってなんだか窮屈なのよと上目遣いに彼の顔を見上げて訴えかけてみたが、彼は顔を顰めただけだった。
どうやら不服らしい。
「やっぱりだめ?」
「貴女それわざとやって……いえ、そういった人ではないですね」
「はい?」
「貴女のおかげで話が逸れました」
まるでわたしのせいでどうでもよい話をしたとでもいった物言いが癪に障るけれど、たしかに横道に逸れたのはわたしの言葉がきっかけではある。
それにわたしの手を離してくれたため、ひとまず提案は通ったらしいとそこは反論しないことにした――って、ちょっと待って。
どうして、この人が勝手に設けたこの人が話をするためのルールみたいなものにわたしが従う必要があるの?
「昼前には一番近い町に着くでしょう。昼食と、馬を変える間は休憩です」
「ご挨拶は?」
「昼餐は町長の屋敷です」
「訪問は急に決めたことなのに、随分と手回しがいいのね」
「昨日、連絡して町長夫妻からぜひにと」
「前から疑問だったんだけど、フォート家に届く手紙ってどうなってるの?」
フォート家の屋敷は、魔術師の術で何重にも護られていて、原則、彼が出入りを認めた人しか屋敷を訪ねることは出来ない仕組みになっている。
配達人すべてを指定するなんて難しい。
だったら屋敷に届く荷物や手紙はどうなっているのだろう。
それにいくらなんでもやりとりが早すぎる。
「幸いほぼ領地内と王宮で事足りますから、王都の屋敷同様に繋げています」
「繋げる?」
「フォート家の屋敷に送る手紙と荷物専用の“箱”をそれぞれ要所に設置してあって、そこへ送りたいものを入れるとフェリシアンの執務部屋に設置している“箱”に届く仕組みです。逆もまた然り」
「そんな便利なものが……」
「それ以外は通常の郵便や通信手段です。配達人は目眩しから除外しています。屋敷の中には入れませんけど」
「でも、そんなにあちこち……大丈夫なの?」
魔術は使えば消耗する。
強大な魔術を使える魔術師にも限度がある。
「燃料の石と同じで、特定の機能を持つものとして組み上げたものは道具と同じです。魔術具と呼びますが、そういったものは作る時は消耗しますが、作ったものを動かすのに魔術や魔力は基本必要としません。でないと魔術師以外は使えないでしょう?」
「たしかに。でもそれだと防犯上心配では?」
「用途外に使えば壊れますから賊の侵入などもないですよ」
「ふうん」
「話を元に戻しても?」
尋ねられて、頷く。
馬車の窓の外をちらりと目を向ければ、見覚えのない風景となっている。
王都から屋敷に向かっていた時とは違う道か、居眠りしていて見ていないのか、どちらにしてもいつの間にか結構な距離を進んでいた。
「精霊についてですけど……たとえるなら言葉に近いもの?」
「言葉、とは?」
「ええと……例えば」
どう説明しようかしらと考えて、ふと自分の手を置いた膝下のドレスの布地が目に入った。
「例えば“ドレス”という言葉は、ある特定の服を指し示していますよね?」
「ふむ」
「でも、材質やデザインなどは人や用途や時代によって違うでしょう? でも“ドレス”という種類の服はこれって認識でその言葉を使いますよね。精霊もそんな感じ?」
「は?」
「でもって、なにかの目的のために“装う”必要があるとして、目的に沿って“ドレス”だけじゃない色々なことも考えて、靴や装飾品、髪型やお化粧など組み合わせるでしょ? 目的を達する為に様々なものを組み合わせて構成した“装い”、そんなのが魔術ってことかしらって」
「……ふむ、成程。言わんとすることはわかりますし、言われてみれば近しいものはありますね」
「なら、なんとなく話についていけそう!」
ほんのさわりの部分でこれなら、たしかに魔術師が話すのを億劫がっていたのも仕方がない。
フォート家は魔術の家系だからどうしたって魔術の話は絡むだろうし、魔術の知識がない人にその話をするのは説明する手間があるだろう。
「それほど飲み込みがよいと、ちょっと教えてみたくなりますね」
「教えなくていいです。魔術師の妻であっても、魔術師になりたいわけではないので」
「そうですか」
何故かくくっと声を立てて苦笑した魔術師に、なにと彼に寄り掛かったまま身動ぎすれば、本当になんというかよく行き遅れたままでいましたねえと突然の失礼な発言に、行き遅れ寸前であって行き遅れてはいませんと返す。
「そうですね。“魔術師の妻”になったわけですから」
一旦、彼の笑い所に入ってしまうとなかなかおさまらない魔術師の、その笑い所に入ってしまったのだろう。笑みを滲ませながらの彼の言葉に、あっと気が付く。
よりにもよって離婚したい相手であるこの人に、なにを自ら言って……。
思わず頭を両手で抱えて寄り掛かっていた彼から離れれば、左肩に腕を回されて引き寄せられた。
「ご自分で提案しておいて離れるんですか」
「うぅ……色々、不覚」
「よろしいじゃないですか、さて……どこまで話しましたっけ」
「フォート家の最初の盟約相手の蔓バラ姫は、ヴァンサン王の子の恋人だったってところあたり」
「ああ、そうでした。フォート家の魔術はヴァンサン王の子からはじまった。偉大なる王の力も資質も引き継がなかったために、その力に変わるものを魔術として編み出した」
蔓バラ姫についてですが、と魔術師は言い淀んだ。
精霊は嘘をつきませんが、人とは認識が随分異なるので関係性の真偽はよくわからないと。
「当時、ヴァンサン王の子には妻がいた。一国の主ですからね、妃を娶り子を成すのは当然の義務でもある。精霊に人の倫理などは通用しません。もっとも昔の話ですから妃だけでなく複数の女性を持てたかもしれませんし」
まあ、昔なら。
それにいまだって、正妻よりも先に子供を生んだ愛妾の立場が強いみたいな話は貴族ではよく聞く話だ。妻には貞淑を求めておいて酷い話なのだけれど。
「貞操的な問題なら……おそらく交わってはいないでしょうし」
「どうして?」
「言ったでしょう。ヴァンサン王の子には偉大な父の資質はない。いくら蔓バラ姫が力のある精霊で人の目で見える形に姿も取れるといっても、そこまで深く関われたとは思えない。それに妃と蔓バラ姫は仲が良かったようです」
思い返せば蔓バラ姫がわたしを精霊の国に攫おうとしたのは「“ヴァンサンの子”の嫁はみんな悲しそうにするもの」って理由だった。
それをなんとかしたいからだと。
「恋人といっても精神的なものか、蔓バラ姫にとって人の恋情と違うものだったのではないでしょうか。だからこそ呪いともいえる祝福が授けられた――」
ただ、ヴァンサン王が偉大すぎただけ。
そしてヴァンサン王の子が、あまりに力に対して愚かであっただけなのだと彼は言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます