第12話 仲直り



「お‼おはようございます。」

依織は奏月のトレーナーを着て

ミニスカ状態。

は、恥ずかしい。


「寝れた?あれ?依織?

どーした?歩き難い?(笑)」


リビングで新聞を読んでいた奏月は

依織の変な歩き方にクスクスと

笑った。


「ン〜もうっ‼

知ってる癖に‼」


「23なのに、初めてって・・・

正直嬉しかったナ

おいで。」



奏月はソファに座り依織を抱き締め

た。シャンプーの匂いがおんなじ

それだけでも依織は嬉しかった。


「あのね、「うん、何?

♡///>_<///だからァ近い近い‼」


「イイだろ!俺達はもう恋人

なんだから・・・。」

奏月は後ろから抱き締めて来る。

マ、マアマアネ

「恋人なんだヨネ私達

デモなんで23歳って

思ったの?」



「だって、入社式いたじゃん。」


「あ、ああ・・・ね。」


「ヤッパリ今、付き合うなら23〜6

だな、大人だし、子供っポイ

所もあるし、」



「じ、じ、じやあサ

私が20、21だったら

どうしてた?付き合ってた?」



「有り得んワ

まずは、手ださないし

気使うし子供だし。

無理‼ 子供は無理‼」




ガ━l||l(0Δ0)l||l━ン

「あそうなんだぁ!

(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…」


依織はニコニコしながら21になった

ばかりだと奏月に言えなかった。

歳ってそんな重要・・・か?

こだわる意味わからん。



それから奏月はベッドの横の

ダンボールに私へのお土産があると

手を引いて連れて行った。


「あー、可愛い。

貰っていいの?」


それは🐻モンのキーホルダー

早速財布につけた。


ふと気づくと奏月の財布にも🐻モン

のキーホルダーが揺れていた。

奏月は自分が誕生日来たから私迄

23になったと、勘違いしたんだな

馬鹿やろうじゃん。

しばらく23歳でいよう。

23歳になったら奏月に話そう

今は奏月のカノジョでいたい。



その日は又お泊まり

次の朝早く奏月にアパートまで

送ってもらった。


エレベーターもないアパートは

奏月のマンションとは比べもの

にならないくらいボロッチィ



でも中はリフォームしてあり

新築の様だ。


奏月も口をあんぐりしていたけど

住みやすい!


駅ちかいし、コンビニあるし、

街中より自然もある

会社まで電車で40分かかるけど

座ってればつくもん。


奏月はずっと何かを考えていた。


さっさかさ〜と着替えて

今日は、電車じゃなく奏月の車に

乗り、会社のコンビニ近くで降りる。


社内恋愛はバレたらややこしい。










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