#02. Six Different Powers
「
リナイエが
「ありがとう」
俺とリナイエは目の前にできた次空間の中に入っていった。その次空間を抜けた部屋の中には真ん中に丸いテーブルが一台と、その横にはクッションが二つある。そして周りには本棚と小さなキッチンがあり、本棚には推理小説や資料がずっしり詰まっている。
俺がクッションに座ると、リナイエは紅茶を入れてくれた。リナイエが入れる紅茶はとても美味しい。俺の自慢の紅茶だ。
リナイエがもう一つのクッションに腰を下ろすと、俺は早速今回の議題について話始めた。
「リナイエ、まずはこれを読んでくれ」
俺は家から持ってきた
「どうだ?その手紙は」
リナイエが一通の手紙を読み終えると、俺はリナイエにその手紙について問いた。
「なるほど...この手紙の最後に
いや、それ...興奮するような手紙では無いんだけど...
俺はそう心の中で呟いていた。
「えっと、まずは...
「そうだね。だって、これ...正体が先にバレた方が先に殺されるもんね!?」
「そう。だから、俺も正体がバレないように気を付ないといけない。だから、今日はこれからの作戦について考えようと思う」
「了解!」
そして俺とリナイエは作戦会議を始めた。
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