第33話 冒険者ギルド 

シルキーsaido

ドーモシルキーちゃんです。最近シュヴァルツ子爵家ってところに行ったんですが、その時に赤い髪の令嬢ことエレナさんって方に会ったんですが、そのエレナさんがなんと冒険者だったんですよね。令嬢なのに冒険者やっていていいんでしょうか?まぁその時はめちゃくちゃ驚きましたが、私も何故か冒険者登録することになったんですよー。

何ですることになったかと言うと、一種の身分証明書になるからだそうです。


「冒険者ギルドで身分証が発行できるから、行ってみないか?」

そうエスターさんに言われた。

「冒険者ギルドに行って良いんですか!」

ちょうど行きたかったんですよねぇ!

「うちの孫が冒険者なんでね。エレナ、案内してあげなさい。」

「はーい!お父様!」

「エレナさん冒険者なんですか!?」

「そうだよぉ?そんじゃ行こうかシルキーちゃん」

はい!


「そういえば、どこに冒険者ギルドがあるんですか?」

最近知り合った子爵家の令嬢エレナさんはそういった

「えぇそうよ、この町にもあるの」

やっぱりあるんだ冒険者ギルド!ファンタジーの定番!冒険者ギルド!

もしかしたら、能力を表すステータスみたいな謎技術もあるのかな?

あったら良いなぁ、私の場合は魔法攻撃力は低いだろうけど...


「大体はガラの悪いチンピラみたいなやつらばっかだけど、実力はまぁまぁあるかならね」冒険者の役割は異世界ものでよくあるダンジョン攻略ではなく大量発生した下級魔族所謂魔物の退治や旅する商人の用心棒、町の自警団替わりってことらしいけど...本当に使えるのかぁ?冒険者はぁ....

おや?止まったな。

此処かなぁ

「此処よ!シルキーちゃん」

どうやらそうみたいです。あと冒険者ギルドは、私の住んでいる街ではイーストポーンの東側のノリッジサイド地区にあるとされています。ノリッジサイドは活気あふれる商業地区で冒険者ギルドは大通りの突き当たりにあり。冒険者になにかの問題を解決してもらうため、駆け込んでくる依頼人や依頼を解決すべく得物として剣や弓などを持った冒険者がわんさかいる。

そして、この街リーズの冒険者ギルドは....

今目の前にある

「此処が冒険者ギルドですか」

思ったよりも清潔にしていますね。

もっと汚れているかと思いました....

「思ったよりも綺麗ですね?」

「そうね...私ももっと汚いかと思ってたのよねぇ...」

せやな。冒険者の泥とかの汚れで

「子供は家に帰ってママの乳でも飲んでな!」

「「「「ギャハハ!」」」」と大いに笑う飲んだくれのおっさんギャラリー

お前らより私の方が強いぞ!魔法を使えばだけど....

「....」

「大丈夫よ、私に任せて♪」

ウインクしながらエレナさんはそう言った

そして酔っ払った男の冒険者はニヤニヤしながら

「なんだぁ?気持ちいいことでもしてくれるのかぁ?」

と言ったため私とエレナさんの怒りを買ってしまった。

お前を殺す テッデデデン!

そう自分の脳内でロボットもののアニメの一部が流れたが

すぐにエレナさんがこう言った。

「シルキー...下がって」

殺気立っていたので素直に後ろに下がる

「はい...」

するとエレナさんはいつでも攻撃できるように構える。

「なんだぁ?ねぇちゃんやる気かい?」

酔っ払った冒険者の男が近寄ってきて胸に手を伸ばそうとしたその時!

「うるさいね!子供が見ているんだから地に伏せな!下衆野郎!」

そう言ってエレナさんは男の股間を蹴り上げた。

「oh.....」

結構強いなぁ.....エレナさん....

冒険者が海老にようにピクピクして泡吹いてるよ....

「ほら、登録のじゃまよ!退きなさい!」

そうエレナさんが言うと野次馬は興味をなくして各自の作業に戻っていった


「それじゃ!登録を済ませちゃいましょ!」

「はっはい!」

そう言ってどんどん進んでいくので必死に着いていくと....そこには謎のハイテク機械が置いてあった....なんだこれ?

「えーと、此処で登録をするんだけど...登録するために2000ドナ必要なんだけど....持ってる?」

ガサゴソガサゴソ....そうやって鞄を漁ってみるが....

あっ....持ってないかも.....

「持ってないです...」

面目ない....

「そうなの?....じゃあ此処は私が持つわ、ほらこれで登録してきなさい!」

ありがとうございます!助かりますぅ!これで登録ができます!

「ありがとうございます!じゃあ行ってきます!」

そう言って機械の方に行って機械にお金を入れると登録証がでてきた。

....早くない?

「できたようね!それじゃあ、次に行くわよ?」

そう言ってエレナさんは奥に進んでいく。

「此処で依頼を受けるのよ?」

そう言って案内されたのはレジのような機械が横に置いてある

ざ!受付って所に案内された...

そこには帽子を被った女性が一人、受付のおねいさんかな?

「依頼を受けたいのですが」

そう良いと手を止めて機械に電源を入れる。

「かしこまりました。ではギルド証の提示をお願いします」


「はい」

言われた通りさっき作った冒険者カードを受付の機械に通すと謎の音がしてガシャとカードがか返される

つづく

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