星屑のテーマ


  詩は音楽のまたいとこ

の、隣の家の/子みたいな  魔法

  律動リズムにのれば空飛べる

  アイスクリーム冷やせる


  押韻だってできるはず

  ようになるには練習を

  慣れで夜空を泳ぐうお

  モーターで鳴る t の鈴 


  カナヅチつまり打楽器パーカッション

  右肩が

     外れるくらい

  繊細可憐に星を砕くよ


  舌先に  弾けるような

  炭酸水の歌だとか

  ちろちろ燃えるピアノとか

  跳ねて踊った祭の


  いつかの夢に見たものを

  韻律メーター、オリに閉じ込めろ

  「大切だった気がしたの」

  気がしたんなら捕まえろ


  眩み→鼻血が出るくらい

  喜びに

     声を震わせ

  繊細可憐に星を砕くよ


  瞳に火花散らせつつ

  大切な

     形見を焼べて

  繊細可憐に星を砕くよ

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