「冬の黄昏」

辛くなったらあの頃を思い出す

苦しくなったらあのときを考える

「贅沢だよ　そんな気持ち」

今よりもずっと絶望的だったじゃあないか

虚しくなったらあの日を思い出す

切なくなったらあのときを考える

「甘えているよ　そんな心」

今よりもずっと悲しかったじゃあないか

人は苦しさに慣れてしまうのだから

人は幸せに飽きてしまうのだから

だからすぐに感謝の気持ちをすぐに忘れてしまうんだ

それから不平不満で心がいっぱいになってしまうんだ

そんなことを教えてくれる

冬の黄昏

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