第8話 詩音と謎の少女、柚

············································································



〘101号〙


(詩音)『そういえば柚ちゃんは、こんなとこで何してるの?·····』


(柚)『なんでだろう、·····思い出せないの·····』


(詩音)『なら、俺に着いてくる?』


(柚)『うん!ずっと独りだったから、寂しかったの、ありがと、お兄ちゃん!笑笑』


(詩音)『うん、いいよ笑笑』


(詩音)『そういえば外、静かになったな·····、』


(柚)『あ、ほんとだぁ、てことは、お部屋から出ても大丈夫なのかな?』


(詩音)『俺が少し見てくるから、柚ちゃんはここで少し待っててね?、』


(柚)『お兄ちゃん、すぐ帰ってきてね、』


(詩音)『うん』


詩音は外を見てあの化け物がいないことを確認するとすぐ部屋に入った。


(柚)『どうだった?お兄ちゃん、』


(詩音)『うん、何もいなかったよ、さて、これから、柚葉、探しの続きに行くかな、でも、どうしようかなどこにいるか分からないし·····』


(柚)『お兄ちゃん、女の子3人組なら見たよ?』


(詩音)『え?ど、どこにいたか分かる?』


(柚)『柚ね、その子たち見た時に、呼んだんだけど聞こえてなかったみたいでそのまま行っちゃったの、それにねように見えたの、』


(詩音)『なにかに導かれてる?··········、』


(詩音)『·····まさか··········いや··········でも··········だとしたら·····』


(柚)『·····どしたの?お兄ちゃん、』


(詩音)『ん?あ、いやなんでもないよ、柚ちゃん、』


(詩音)『柚ちゃん、どこら辺の方向に行ったかわかる?』


(柚)『ごめんね、わかんないの、』


(詩音)『いや、ありがとね笑笑』


(詩音)『とりあえず手当たり次第に探すか、』


そして、俺たちは部屋を出ようとした時、柚が喋った。


(柚)『お兄ちゃんそういえば、柚ね、どこかのお部屋の鍵を何個かもってるの、』


(詩音)『見せてくれる?』


(柚)『うん!いいよ!』


(柚)『はい、どうぞ!』


(詩音)『この鍵は104号室の鍵、どこかの机の鍵と、ロビーの鍵の3つか、とりあえず104号室に行くか』


(柚)『うん!笑笑』


そして、俺たちは部屋を出た。





············································································




続く·····

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神鬼 ~謎の館からの脱出~ 黒宮 真玖/レギア・ヴァーミリオン @maku00

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ