第7話 零心と雪斗と雪葉
〘301号室〙
(零心)『雪斗·····と·····雪葉·····だっけ?』
(雪斗)『あぁ、』
(零心)『いつからこの館にいるんだ?·····』
(雪斗)『4日前ぐらいからかな·····、本当は俺ともう1人男がいて2人できたんだ、目的は·····ここに住む化け物の調査·····』
(雪斗)『·····でも、雪葉ともう1人女の子が来て4人で調査してたんだ、最初は直ぐに出るつもりだったんだ·····、』
(雪斗)『·····でも、急に扉の鍵しまって開かなくなった、だからほかに出口を探してたんだ·····でも、なかった·····』
(雪斗)『·····そして、あの化け物と出会って俺ら4人は2人ずつに別れて隠れてたんだ·····、あのふたりがどこにいるかわからない·····』
(雪斗)『··········そういえば、君たちは何人で来たんだ?』
(零心)『··········色々あって3人ぐらいだな、そして、3人ともそれぞれ、自分の女を探してる、』
(雪葉)『そうなんだね·····その3人とはぐれちゃったの?』
(零心)『あぁ、紫の化け物に出会ってな』
(雪斗)『む、紫·····の·····化け物··········?』
(雪葉)『私たちが出会ったのは赤色の化け物と青色の化け物だったの·····、それで私たち2人が追いかけられたのは、赤色の化け物だったの·····、』
(零心)『赤色ってことは·····外にいたやつか·····、』
(雪斗)『·····てことは、この館には少なくとも三体はいるのか·····?、』
(零心)『そうみたいだな·····、最悪の場合、あの化け物たちの他にも、もっといる可能性もあるしな·····、』
(雪斗)『まぁな·····、』
(零心)『そういえば·····、静かになったな·····、』
(雪斗)『そういえば、そうだな·····外見てみるか·····、』
雪斗は、外を見たが、誰も、何も、いなかった。先程までのことが嘘のことかのように·····。
(雪斗)『··········よし、今がチャンスだ、部屋を出るぞ·····、雪葉·····、零心·····、』
(零心)『OK』
(雪葉)『わかった、』
(雪斗)『·····行くぞ·····、』
そして俺たちは、部屋を出た。
············································································
続く·····
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