第3話 顔合わせ
バンッッッといきよいよく扉を開けた·····
(詩音)『凛音!·····?』
(水翔)『び、びっくりした!だ、誰だ?』
(空秦)『多分だけどさっきの感じをみると、俺ら3人とも、ここに来た理由は大切な者のため......ってことだろうな』
(詩音)『え?そ、それって·····』
(水翔)『俺の名前は、
(空秦)『俺の名前は、
(詩音)『葛井?葛浦?………なんであいつら生きてんだ?あ、いや僕の名前は、
(水翔)『そういえば、俺ら3人以外誰もいねぇよな.........』
(空秦)『そのようだな.........』
その時、突然大きな音がなった。
いや、正確には音と言うより叫び声に近いものだった··········
『ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ』
(水翔)『な、なんだよ今の!·····叫び声...か?』
(空秦)『み、みたいだな··········てか扉閉まってねぇか?』
(詩音)『あれ、扉があかない』
(水翔と空秦)『『え?嘘だろ』』
2人は声が揃ったのだった。
(水翔)『なんであかねぇんだよ!!』
(空秦)『でもよ?俺はもちろんだが、お前たちも自分の女を見つけるまで出るつもりは無いだろ?』
(水翔)『そんなのは··········当たり前だ!』
(詩音)『うん、もちろん!』
(空秦)『ならば、扉のことは大切な人を見つけたら考えよう。急がないと行けない気がするしな』
(詩音)『·····?この音·····まさか··········!?』
―――ドスン、ドスン、ドスン
館の廊下から響き渡る謎のでかい音·····何かが歩いているような·····
その時、突然近くの部屋の扉がいきよいよくひらいたのだった。
――――バンッ
その中からは、めちゃくちゃ大きくて異常に発達している体の何かが出て来たのだ。
この感じ.........体と脳がこの場から逃げることを進めているようなこの感覚.........そうか.........この感覚はまずいな.........
(詩音)『2人とも逃げるぞ!!』
·····俺は2人に逃げることを言い、館の中を必死に走りながらその場から離れた。逃げるために。
〘3階 3〇2号室〙
(水翔)『はぁ、はぁ、ヤベェ.........なんだよあれ!急いで麗華をさがさねぇとやばいな.........ん?なんだこれ?鍵?2〇1号室って書いてあるな。念の為にもうちょいこの部屋を調べるかぁ』
〘2階 2〇3号室〙
(空秦)『ハァハァ、なんだ今の!ぜってぇやべぇやつじゃねぇか。早く怜奈を見つけないと............
ん?いつの間にこんな鍵落ちてたんだ?3〇1号室って書いてあるな.........後で行ってみるか。他にはなんかねぇかな、武器になるような者ねぇかなぁ』
〘1階 1〇1号室〙
ドスン、ドスン、
やはり、まだ外で聞こえている。
あれの足音が............
(詩音)『はぁ、ほんとになんなんだよ.........あれはよぉ。
でかいしなんかやばい気がするしよぉ。
ん?鍵?0号室?どこだよそれ、ん?こ、これって··········』
詩音は目の前にあるとある箱の蓋を開けた、そして中にある物入っていた。
詩音『こ、これは………』
その箱は一つだけではなく、この部屋だけでも6箱はあったのだった。
詩音はとりあえず全部回収した。ひとつの箱に1セット入ってるいるようだった。
詩音は気づいたのだ、これは使えると。
(詩音)『後で渡さないとなあの二人に··········』
ある2つの部屋·····
〘2階 ???号室〙
(?男子)『··········出れねぇ、急いがないといけねぇのによぉ··········』
(?女子)『どうしよう!私、怖いくなってきた··········』
(?男子)『··········なんとかこいつだけでも助けねぇと··········』
〘3階 ???号室〙
(?男子)『··········頼む!!開いてくれよ!!急がないといけないんだよ··········』
(?女子)『ねぇ··········私、怖いよぉ··········』
(?男子)『··········ちくしょう一体どうすれば··········どうにかこの子だけでも··········』
2階の???号室と3階の???号室には謎の男子と女子がいたのだった。
この4人の子達は一体誰なのか··········
それとどうしてこの4人はここに入ったのか··········
··········そしてここに入ったのはこの4人だけなのか···············他には居ないのか··········
続く·····
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