第2話 予感の的中
女子生徒A「なんであかないのよ!もう!誰か!!開けてよ!!」
女子生徒B「.........ねぇ、なんか聴こえない?」
女子生徒C「···············え?···············嘘でしょ?」
女子生徒B「な、なにか歩いてきてるよ...............」
―――――ガタンッ!!
―――――――ガタンッ!!
そしてどんどん近づいてきて、でかい何かが壁の横から出てきたのだ。
女子生徒C「な、なによ!!あれ!!」
女子生徒A「い、いややめてぇぇぇぇぇぇぇ!!」
―――――バシュ!!..................ゴロンゴロン............
そして女子生徒は、その何かに殴られ女子生徒の頭は床にころがったのだった。
女子生徒B「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
女子生徒C「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
··········ゴォゴォォ 、バンッ!!
そしてまたひとりでに館の扉が開いたのだった··········
...........................................................................
とある通学路で···············
麗華という少女は近くにいた彼氏に声をかけたのだった。
『そろそろ家に着いちゃうね、水翔···············』
少女が、名残惜しそうにそう言うと、男子は直ぐに返事をしたのだった。
『あぁ···············そうだな、また明日も同じ時間にむかえに来るね』
その言葉を水翔が言った瞬間、麗華がハグしたのだった。
そして、少女は言った。
『水翔、大好きだよ』
麗華のその言葉は震えていた。
何故だろうか···············何故、震えていたのだろうか···············
水翔も麗華を抱きしめた。
『···············あぁ俺もだ、もちろん愛してるよ、麗華』
その言葉に麗華は顔を真っ赤にして照れていた。
『またな〜麗華』
水翔は麗華にそう言うと、麗華は少し悲しそうにした。
『うん......』
〈悲しそうな顔でそう言った。〉
そう言って『私は』水翔を見送っていた。
水翔の後ろ姿が見えなくなるまで。
···············はぁ···············この時間が永遠に続けばいいのに…………でも··········行かなきゃな··········
············································································
その頃、水翔は···············
水翔の前にとある男子が立っていた。
水翔がそいつをみつけ、声をかける。
『ん?なんだてめぇ、葛井屑輝………てめぇまた俺にようか?この前、麗華に手を出したからぶっ飛ばしてやったばっかだろ?』
水翔に声をかけられた男子は嫌な笑みを浮かべながらこう言ったのだった。
『あぁ、だから報復に来たのさ、でも君にじゃない、麗華ちゃんにだw
麗華ちゃんにあの館に行ってもらったよ
あの館に来ないと水翔を殺すって行ったら簡単に行ってくれるって約束してくれた。
今頃、行ってるかもなw早くぅ行かないとぉー死んじゃうよーwww』
それを聞いた水翔の心臓の鼓動が早くなった。
そして水翔は声を上げた。
『て、てめぇ!!ぶっ飛ばしてやる!!』
だか、目の前の男子·····葛井は水翔の言葉に怯むこともせず、嫌な笑みを浮かべたまま水翔に言った。
『えぇ?いいのかなぁ?早く行かないと危ないんじゃないかなぁ?』
葛井にそう言われ、水翔は焦り··········
『てめぇ覚えてろよ!麗華を連れ戻したら……てめぇは殺すからな!!』
ザコ敵のような言葉を残し麗華の元に走っていったのだった。
『www』
その後ろで葛井は笑っていた。
そして『俺は』麗華を連れ戻すために館に向かった··········
············································································
その頃また別の通学路で···············
怜奈と言う少女は少し怒りながら近くにいた彼氏に声をかけたのだった。
『あーあ、家に着いちゃった。だからはやくっていったのにー!』
空秦は怜奈の言葉に直ぐに返事をした。
『ごめんごめん、明日また迎えに来るから、許してくれよ!玲奈··········』
その言葉をはっした瞬間...............怜奈が空秦に抱きついたのだった。
そして、怜奈は抱きつきながらこう言った。
『大好きだよ、空秦』
やはり麗華と同様、怜奈も声が震えていた。
『あぁ俺もだ、大好きだよ怜奈』
空秦もすぐにそう伝えた。
空秦がそう答えると怜奈は顔を真っ赤にして照れていた。
その後、空秦は怜奈に挨拶をした。
『また明日な、怜奈』
空秦がそう言うと怜奈も返事をしたのだった。
『うん、またね空秦』
『私は』そう答えると家に入った、そして少し待ち、扉から外を見ると空秦はもういなかった。
···············この時間が永遠に続けばいいのになぁ……はぁ私も行かなきゃな、あそこに···············
············································································
その頃、空秦は···············
空秦の前には嫌な笑みを浮かべた男子が立っていた。
そして、空秦はそいつを見つけると少し苛立った感じで声をかけたのだった。
『あぁ?てめぇまた俺に殴られてぇのか?葛浦屑明。それとも忘れたんか?殴られたことを』
空秦がそう言うと、葛浦という男子は嫌な笑みを浮かべながら空秦に言った。
『覚えてるよーしっかりとね、だからこそさ君に仕返しに来たんだよ。それと怜奈ちゃんは今頃館にいるだろうな、早く行かない大変なことになるかもね?www』
葛浦がそ言うと···············
『ッ!てめぇ、覚えとけよ!』
空秦はキレながらそういい、走り出したのだった。
『笑笑』
その後ろ姿を見ながら葛浦は笑っていた。
『俺は』館に向かった··········
好きな人を守るために。助けるために。
············································································
その頃、またまた別の通学路···············
ここでも1人の少女··········凛音は詩音に声をかけたのだった。
『あ、詩音、ここら辺でいいよ』
凛音がそう言うと、詩音は不思議がった。
『?』
なぜなら··········
『まだ家じゃないけど··········?』
そう··········
詩音の言う通り、まだ凛音の家ではないからだ。
『私、用事があるからよらないといけないところがあってさ、またね』
だが、凛音はそう言ったのだった。
凛音は走っていったのだった。
凛音はあぁ言っていたが、ここの先は館だ。
なぜ?いや考えるより、追いかけないといけない.........
『そして俺も館に向かった、これが俺.........嫌、俺達の最悪の数日間の始まりだった···············』
続く·····
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