神鬼 ~謎の館からの脱出~
黒宮 真玖/レギア・ヴァーミリオン
~3人の主人公と3人のヒロイン~
第1章 主人公達の地獄の始まり
第1話 嫌な予感
·····森の奥を進み、草が生い茂った場所にはここら辺で有名な館があった。
そこには、鬼が住んでいると有名だった。
だがそれを信じない者、馬鹿にする者が、沢山いた、そのせいで、行方不明になる人が後を絶たないのだ。
ある日の放課後の教室、
(白下月)『零斗〜帰ろ〜笑笑』
(黒邊零斗)『そうだね、帰ろうか、月』
俺は
同時刻、また別の教室·····
(白橋玲)『零心〜まだ〜?、早く帰ろうよ〜、零心と寄り道したいよ〜笑笑』
(黒垣零心)『わかっとる、よし行くか、玲』
俺は、
同時刻、通学路·····
(白宮凛音)『ねぇ、真玖?なんか元気ないね?大丈夫?』
(黒宮詩音)『あぁ、ごめん、少し考え事しててさ、なんかさ、嫌な予感がするんだよね、なにかに導かれてるようなさ』
(白宮柚葉)『そっか、でも私には詩音いるし、安心だよ』
(黒宮詩音)『笑笑、あぁ、そうだな·····』
どんな《手を使ってでも》守るよ柚葉だけは·····
俺の名前は、
俺の嫌な予感は大体当たる、だから……
心の準備はできてる、俺が死んででも、命にかえてでもこの子だけは·····
続く
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