第4話今日だけ帰ります。

みんなに布団をかけたし、悲しいけどもうすぐお別れだね!

そういえば誰もお話ししてくれなかったなぁ…

寝てるからしかたないけど、お話ししたかったなぁ…

ずっとずっと

ワタシとみんなの空間にいたいけど、ママに怒られちゃうしなぁ…

そのときワタシは思い付きました。

置き手紙を置けば怒られないのでは?と

私は手紙を書くことにしました。

ペンはポケットに入ってました。白い赤いインクのペンが。


拝啓。元気ですか!お母さん!イツモお仕事大変だけど頑張ってくださいね!私ももう十五歳です!もうおとなのお姉さんです。

というわけでおともだちと暮らすことにしました!

おかあさんも寂しいかもしれないけど頑張ってね。サイゴニヒトコト

最後に会いたいので今日だけ帰ります。


~前より~

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

今日だけ帰ります。 おと! @kyoudakekaerimasu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ