第3話 完成しないパズル
家に帰ってきました。
ママはいませんでした。今日"も"一人でご飯。
寂しいですね。
じつは、じつはね?
パパはですね、私と遊んだら頭から粘っこいのが出ちゃったんですよ。
そして動かなくなっちゃったんです。
私はもちろん寂しかったですが、最後まで手品を見せてくれたパパに感謝しないといけないなぁ。だってダッテ、
おばあちゃんいってたんですよね。
何事も悪い方じゃなくて良い方で見なさいって。
さてさて、今日のご飯です。
今日はですね。白いお肉と赤い味噌汁と紫のキャベツサラダですね。
どれも美味しかったです。
ご飯を食べた後、お布団を皆のところに持っていくことにしました。今日はママいないし、怒られないよね。
(学校の中庭から行けるんだったよね。)
私は学校にいくことにしました。
校門の前に着くと警備員のおじさんが腕の中から赤いバラと一緒に白い棒を出して歓迎してくれました。ワタシニンキダ!
挨拶がてらに職員室によりました。
皆はまだ浮いてます。私がもう一回ここに来ることわかってウイテクレタンダァねきっと。
私は中庭の道を通ると、皆に会いに行きました。
「みんなお待たせ~お布団持ってきたよ!」
当然返事はないけど、みんな気持ちよさそうに寝てるし、きっと伝わってるんだね!
ワタシはみんなに布団を掛けて一緒に眠った。
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