キャシーが「殺す」と思考していますが、彼女は何処か甘いと申しますかまだ人間であるという自覚が捨て切れていないので、いざそういう場面になっても気絶辺りえ済ませそうです。ズーちゃんも毅然としていて、相手のことを信頼しているというのが伝わってきます。
心中、躊躇しながらもズーちゃんを隠れ家に誘うキャシーが良いですね。もしかすると、ズーちゃんを利用して本部を叩こうという策が脳内にあるのかもしれませんが。
安保隊にも掟があるように、ペストにも掟がある。破れば処断。社会というのは必ず規則があるものですね。しかし、本作ではイレギュラーだらけなので、臨機応変さが問われます。
一番説得に苦労しそうな日向女史が帰ってきた！　彼女が発狂してズーちゃんを殺さないことを祈るのみです。