応援コメント

第37話 理由」への応援コメント

  • 古今東西、果ては作品の中でもテロリスト共の言うことは似たり寄ったりですね。ダッカのように、ハイジャックして同志を釈放させたという希有な例もありますが、殆どの場合、圧倒的な敵に押し包まれて殺されます。ですが、ペストが圧迫されているというのは、充分に伝わっているので難しいところです。
    ここぞという場面で、キャサリンの意外な優しさが見えて良かったです。彼女の仲間達も、なるべく殺生を避けているようなので、好感が持てますね。

    作者からの返信

    アラビアータ様

    コメントありがとうございます!
    そうですよね……テロリストがいくら頑張ったとしても、数で負けてしまうのです。だから最初からやらないほうがいい、これがアーベルの言い分ですね。ちなみにのちのちクリシュナも復讐に関してですが、似たようなことを発言します。
    殺しは罪悪感がすごいですからね。今回のテロリストも理解できるので、ますます殺しにくくなります。ただいざとなったら、敵を殺す覚悟は必要になってくるかもしれませんね。


  • 編集済

    犯人たちの言い分が、まるで環境保護団体の抗議活動のよう。アーベルほどは笑わないですが、少し滑稽な感じはあります。

    同時に、社会に強い不満を抱えてて、それを自分のなかで解消できない人たちの悲鳴にも聞こえます。けっこうこういう人、海外ニュースで目にする気がしますね。

    作者からの返信

    ペスト側にもまともな人はいるし、逆にそうじゃない人たちもいるというのを描写したかった部分です。「絶対的な正義と悪はない」というのが本作のスタンスなので、このような登場人物たちを出しています