編集済
批評企画から来ました。遅くなってすみません。
企画の主旨に従い、やや厳しめのコメントも入れますので、不快だった場合は削除していただいても問題ございません。
とりあえずここまで読みましたが、後ほど続きも読ませていただきたいと思います。
【良い点】
人によるのでしょうが、キャラクター視点の作品であることもあり、その視点で世界観の情報が開示される形式はとてもよかったです。
そのほうが作品世界に浸れると思うので。
これに関しては良し悪しはもちろんあって、あまり複雑な場合は先にある程度提示しないと読者が置いてきぼりになるケースもあります。
ただ、この作品に関しては『ペスト』というわかりやすい言葉によってそれが作品世界でどう扱われているかを漠然と暗示されていてよかったです。
ペストという言葉に引っ張られる難点はありますが、私は『社会で忌み嫌われている存在である』ということはよく伝わりました。
欲を言えば怪しげな略称の結果PESTになった、とかだと面白かったですが……難しいですね(w
それと、全体的に非常に読みやすい文章だと思います。
【気になった点】
WEB小説ですからそこまで細かいことを言うべきではないですが、段落最初の字下げはカクヨムであれば一括機能もあるしやった方がいいと思います。
特に縦書きで読もうとすると(この方が一画面の文字数が大幅に増える)かなり違和感があるので。
あと、文中の『?』『!』の後は、文章が続くとしても全角空白を一文字入れたほうがいいと思います。
……この辺、男爵イモさんも指摘されてますね(。。)
それと、良い点とやや矛盾しますが、ペストという存在が身近になったあたりで、ある程度説明的なことを入れたほうがよかったかな、と思いました。
キャサリンからすれば、文字通り世界が反転したようなものですから、そのあたり説明はもう少し詳しく欲しかったというか。
プロローグ終わった時点で属性やらがあるのはわかりましたが、それまでキャサリンはペストを忌み嫌っていたわけですから、誤解を解く意味も含めて説明があってもよかったかと思います。呪文めいたやつも体系化されてるなら説明欲しい(w
それと、能力的に考えたらペストを利用しないって選択肢は普通ないんですよね。なのでそのあたりが出来なかった理由があると、より物語に深みが出ると思います。もしかしたらこの先にあるのかもですが。
あと、誤字についてです。
2話
『生き絶えて』
⇒『息絶えて』
長文、失礼いたしました。
作者からの返信
いえいえ!厳しいコメントはほんとうに身のためになるので、ありがたく拝見させていただきます!よい点と悪い点がそれぞれ書いてあってとてもわかりやすいです!「?」、「!」の空白は今すぐやります!
キャサリンの心情については、あまり悩んでいることをグダグダとやりすぎるとテンポが遅くなるかな……と思って若干カットしたのですが、やはりもうちょっと言葉があったほうがいいって感じですね。改善します!ペスト利用についてのネタ、使わせていただきます。誤字報告ありがとうございます!誤字が本当にありすぎて……
最後に、私の拙い作品を読んでくださり、まことにありがとうございました!
謎の人物は以前にもキャサリンを助けてくれた恩人でした。なるべく穏便に済ませようとしていたのが、結局大騒動になってしまったのは残念でしたが無事に翔君を救出出来て良かったです。
霜月がキャサリン達に攻撃するでもなく、勧誘するでもなく、思わせ振りな台詞ばかり言っていたのが気になりますね。テロリスト集団の中でも指折りの実力者だけに、今のキャサリン達では彼にとっては案山子同然、瞬きする間も無く皆殺しにされてしまうので、戦うという選択肢はありませんが。篠崎兄弟の姉の行方を知っているようなので、再登場が待ち遠しいです。
マダーのペスト解除は非常に魅力的ではありますが、その能力を狙う輩もそれなりにいそうなので、彼女の今後も気になります。三班に協力して欲しいところですが、彼女を待っている人もいますから、仕方が無いですね。
作者からの返信
アラビアータ様
コメントありがとうございます!霧月は本当にこの作中一番の謎、かつ一番の鍵ですので、ぜひ着目してほしい人物でございます。彼だけではなく、神の僕全体がこれから三班とかなり関わってくるので、他の神官とも会うことが増えてくるでしょう。もちろん霧月もいずれ再登場します!
マダーは不思議な能力を持った人物で、こちらも謎だらけでございます。確かにその能力を使おうとする輩も多そうですが、瞬間移動ですっと逃げられてしまいそうです(笑)絶対そばにいたら心強いですが、ペストは全世界にいますし、三班だけではなく一班、二班の世話も必要なので、なかなか難しくはありますね。