第4話


「おはよう」


俺はいつも通り学校に登校した。

今日はいつもよりも気分が良い気がする。毎日咲美の顔を見るのが楽しみになってきてる。

かと言って話しかけたりはしないが


「1時間目は理科かぁ」


俺は理科はそんなに得意ではない、しかも今日は少し難してめのところだったからわかっているの確認のため班での交流だ。俺の1番苦手な事だ。しかも確認プリントまである。最悪だ


俺は普段通りプリントを解いているとあることに気づいた。いつもよりもすらすら解けているのだ。あっと全て終わってしまった。


そして苦手な班での交流が始まった。俺は解き終わったプリントを班員に見せた。話を聞いていなかったが、恐らく班で丸つけをしなくちゃいけないらしい。俺はいつもより班での交流に参加出来ていたような気がする。


結局俺は9割くらいあっていた。こんなあっていると思っていなく、内心テンションが上がっていたところに


「仁くんって理科得意?」


班の女子に聞かれた。俺はとっさな事だったので


「うん」


と言ってしまった。今更訂正するのも恥ずかしいのでこのままにしとこうと思ってたところに


「理科得意そうな顔してるもんね」


女子にそう言われた。ディスられているのか、分からなかったが、多分褒め言葉だったので素直に喜んだ。


そこにとある人物がきたそれは咲美だった


「仁くんって理科得意なんだ。私理科苦手だから今度教えてよ!」


また俺は


「うん」


と言ってしまった。だがこの判断は間違ってなかっと思う。正直なところプライベートで遊びたいという気持ちがあった。こんなことをしているうちにチャイムがなった。


俺はその後の授業もずっとさっきの会話のことを考えていた。


どこで教えるんだろう?どういう雰囲気になるのかな?俺は楽しみで仕方がなかった。


こんなことを考えているのあっという間に授業が終わり、部活がおわり、一日が終わろうとしていたところにとある壁があった。それは期末テストだ。


自慢ではないが、俺の最高点数は51点最低点数は8点だ。いつものようにテスト期間にも関わらずゲームしてたらこんな点数になる可能性が高い。そう思った俺は得意と言ってしまった理科を勉強した。


理科は案外簡単で楽しかった。夢中で勉強している時に一通の通知があった。いつもなら無視しているが、何となくスマホを見てみたら、咲美からのLINEだった。


「期末テスト頑張ろうね!」


俺はこの瞬間心臓が飛び出しそうになった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

バレバレの恋 @SOKORA

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る