第3話 扉
あれからいくつか戦闘をした。
その結果、こうなった。
名前 田中
職業
深度 1
HP 15/15
MP 9/10
STR 2
DEF 2
INT 1
RES 1
AGI 23(逃走時最大46)(神速発動
時92)
LUK 1
ユニークスキル 神速Lv2
スキル 逃走Lv4 暗殺Lv2
殺害適正Lv3
短剣術Lv1、気配察知Lv1
(鑑定)
称号 ユニーク保持者
「やっぱりAGIだけが飛び抜けてるな……」
AGI 8 ではあまり効果を感じなくても、流石にここまでくると、その効果がはっきりと体感できた。
他のステータスが全く上がってないから、いまだ正面から戦うことができないが、
今では逃走を使わなくてもゴブリンなら余裕で逃げ切れる。
また、殺害適正の性能は凄かった。
今では、ゴブリンを殺しても辛くはなるが、吐きそうになるほどではなくなった。
スキルについては、
神速Lv2……全てのステータス補正を自動的にAGIに割り振る。MPを消費することによってAGIを3倍にする。(1秒で1消費)
神速は、ステータスの変換をしていたからか、一回使っただけでレベルが上がった。
この調子でレベルがあがっていくのなら凄まじいことになるだろう。
逃走Lv4…… 逃走時、AGI 100%増加(小数点切り捨て)
暗殺Lv2……不意打ち、暗殺時STR20%増
加。(小数点切り捨て)
殺害適正Lv3……殺害時、罪悪感を軽減す
る。
この三つに関しては、単純に効果が上昇した。
特に殺害適正の上昇は、凄かった。レベルが上がるごとに気持ちが楽になって、
今では、ゴブリンを殺しても辛くはなるが、吐きそうになるほどではなくなった。
短剣術……短剣使用時STR10%増加、(小
数点切り捨て)
短剣使用時補正
このスキルは、カッターとゴブリンが落とした錆びたナイフを使っていると取得した。
これに関しては、ステータス補正はともかく短剣使用時補正については取得した瞬間、
動きやすさがまるで違った。今では、かなり重宝している。
気配察知……気配を察知できるようにな
る。
これに関しては、どうして取得したのかさっぱりわからない。
だけどこのスキルも短剣術と同じく有能でこれがあることによって逆にゴブリンに不意打ちされることがなくなった。
(あのときは、危なかったな……)
(鑑定)……自分以外の物、生物の情報を読み取ることができる。
最後の(鑑定)については、宝箱で見つけた。鑑定の指輪の効果だ。
鑑定の指輪……所有者にスキル鑑定Lv1を付与する。レア度D
これでDなのだからそれより上のBやAはどんな性能なんだろうか……
MP10/10
MPも回復したのでそろそろ立ち上がる。
目の前には、今での洞窟とは、打って変わって、人工的な扉があった。
その扉からは、今でのゴブリンとは、桁違いの気配がただよっている。
「さてと、そろそろ行くか。」
カッターは、もう刃がなくて使えない。
俺は、ナイフを構えて扉を開けて進んで行った。
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