平助と縁が切れてしまうよ、と思っていましたが、追いかけてくれてよかった。逆に言えば、追いかけたのだから、平助自身が関係を繋げようと望んだ証左だとも言えますね。そうであっても、君尾くらい強く望まなければ、平助は自分から他者を切り離してしまう性質なので、そう考えれば、この二人は側にいるべき二人なのでしょうね。
そうとはいえ、未来を暗示する歌に、切なくなります。最後まで側にいる理解者が君尾であって欲しい、そう思えるお話でした。
作者からの返信
カワセミ様
いつもありがとうございます
カワセミ様のおっしゃる通り
平助は
君尾くらい強い気持ちをぶつけないと身を引いてしまうタイプなのですよね
それでも追いかけたのは平助も君尾のことを強く求めていたのかもしれないなと思います
お互い遠慮し合うなっちゃんとはそこが違ったのかもしれないですね
子供たちが歌うような童歌を
ある意味、無邪気に歌っている2人
その先の未来に待ち受ける運命が必然なら
君尾との時間が平助にとって大切なものであればいいと願います
暴漢や警邏を警戒していたら、危険は思わぬところにありました…
心の揺らぎが、君尾さんに月をつかませようとしたんでしょうか(;_;)
こんな現場に直面してしまった平助さん、君尾さんのことが好きな気持ちの上に彼女を心配する気持ちが重なったんでしょうか。決意を固めた経緯も、優しい平助さんらしいなと思ってしまいました(すみません、勝手な自分解釈なのですが…)
しかし、川の上で月に手を伸ばす君尾さんの様子はとても美しい絵になるなぁと思いました🙏🏻
作者からの返信
真田様
ご感想ありがとうございます
心の揺らぎ…いつもならしないはずのことをしてしまうほど君尾は揺らめいていたのですね
実際、深瀬にはまって身動き出来なくなって初めて危険に気づいたのかもしません。
もしかしたら我にかえるまでは死んでしまってもかまわないくらいの気持ちがどこかにあったようにも思えてしまいます
平助は川に流されるという物理的な危険の他に気の強い君尾の裏に隠れた危うさを感じたと思います
そんなふうにしてしまったのも自分なのだということも…
なっちゃんの幸せを祈り続けながらも君尾に対する好きという気持ちも嘘ではなく…
川の中で君尾と少しずつ距離を近づける時に決めていたのでしょうね
そんなところも平助らしいと思って下さりありがとうございます
水面の月を手に入れようとする危うさがまた美しさを増してる気がします
(*´ 艸`)
君尾が川の中に立っていたことにとても驚いて思わず大声で怒鳴ってしまった平助ですが
多分その美しさに魅入られてもいたのでしょうね
川の流れ、なかなか近づけない2人……平助さんと君尾さんの関係、距離感を彷彿とさせられました。
作者からの返信
秋山文里様
ご感想ありがとうございます
少しずつ距離を近づけていく
そんなふたりの心の距離のようでしたね
そのように受け止めて頂きありがとうございます♡
ちゃんと君尾と向き合う決意をしたのだと思いました
月に触れようとして、川に落ちてしまった君尾さん。
月は平助さんのことですね。
平助さんが助けに来てくれてよかった。
ふたりは、危うい時代、立場ながらも、またしっかりと抱き合ったのですね。
作者からの返信
本城 冴月様
ご感想ありがとうございます
本当の意味で楽になるなら2人は別れを選ぶべきだったのかもしれません
それでも月を諦めることが出来なかった君尾
その心に平助も動かされたのだと思います
危うい時代だからこそ一緒にいるということがとても重い…
これからの平助と君尾を見守ってくださるとうれしいです
こんにちは、御作を読みました。
平助さんと君尾さん、ちゃんと結ばれて良かった。
明日をも知れない乱世だけど、幸福を掴めたようで、じんと来ました。
少しでも長く続くといいな……。面白かったです。
作者からの返信
上野文様
ご感想ありがとうございます
平助もやっとケジメをつけましたね
明日が分からないからこそ今、お互いを大切にという思いは切ないけどステキです
長く続きますように…と私も願って止みません