中華帝国陸軍 歩兵装備

銃について

・1970年代まで中華帝国軍の小銃弾は7.62㎜が最も普及していた。だが、米軍が5.56㎜、ロシアも5.45㎜という小口径高速弾を採用する流れの中を受けて、1980年代には中国軍でも歩兵用小火器の弾薬を、従来の7.62mm×39や7.62mm×54Rの二系統で構成されていた体制から、独自開発の87式5.8mm×42弾(DBP-87)に改編する事を決定した。

・この決定以降、中華帝国軍の銃は対人攻撃を前提とした5.8㎜という独自の弾薬を用いている。

・これは中華帝国軍が妖魔との戦争に一切関与しなかったおかげで維持出来たようなもので、妖魔との戦争で大口径ライフルの必要性を痛感していた他国軍とは発想がまるで違った。

・軍首脳部は小型妖魔に5.8㎜が通用すると断定し、7.62㎜弾の再配備も認めなかった。

・この背後には、弾薬製造関係者と軍首脳部の癒着による政治的判断があった。

・妖魔との遭遇線で中華帝国軍が十分な抵抗も出来ずに壊滅した背景には、この小銃の口径不足があったとされる。



56式自動歩槍

・AK-47のライセンス生産品。ただし、後になって「我が国独自開発品だ」と言い張ってライセンス料金を踏み倒した。

・テロリスト御用達はAK-47ではなくてこっち!

・ただし、そのまま粗悪品かはちょっと判断できない。何しろ、フィンランドは戦時ストックとして1990年代初頭に約20万丁の56式を購入しているから。

・95式配備開始の頃までに81式への交換が完了。かなりの数が海外に不法に売却されたことで有名。



81式自動歩槍

・この世界ではAK-74のパクリ扱いされている5.8㎜自動小銃。

・アメリカの5.56㎜弾やロシアの5.45mmに対抗する小口径弾丸が必要として開発されたのが5.8㎜段で、本銃はその最初に標準弾薬として指定されたモデルである。


95式自動歩槍

・中華帝国軍が1995年に制式採用したブルパップ型のアサルトライフル。

・自動歩槍とは自動小銃の意。

・口径5.8mmという中華帝国軍独自の規格弾薬を使用する。

・小型軽量で取り回しはとても楽なはずだが、実際に運用したところ、兵士達にとって全く新しいブルパップ方式に対する戸惑いや不満の他、従来型と違って構造が複雑で整備に手間を要するなどという不満や問題が指摘されたが、大量生産されたことで中華帝国軍兵士の標準小銃はこれ。


03式自動歩槍

・口径5.8㎜。

・81式自動歩槍(7.62㎜)と95式自動歩槍(5.8㎜)双方の後継モデル。

・配備が始まったばかりのため、ほとんど見ることが出来ない。



汎用機関銃

88式5.8mm汎用機関銃

・口径5.8㎜。

・二脚と三脚双方で扱える。

・行軍時の野戦において弾幕を張ることで敵歩兵に頭を上げさせない火力制圧を行なう分隊支援火器運用を目的とする。

・弾薬が小さい分、殺傷力に劣る。



ロケットランチャー

97式93mmサーモバリック弾ランチャー(PF-97/RPO-A)

・気化爆薬弾を運用。

・弾頭威力は122mm榴弾に匹敵するとされる。

・トーチカや建築物、陣地などその他、装甲車などの移動目的の他、軍事施設、時には歩兵部隊への攻撃でも使用される。

・ロケットの最大射程は850m、直射で200m、最小射程は25m。対人攻撃時の殺傷範囲は50平方メートル。

・その建物などへの制圧効果により各地で猛威を振るった反面、使用した兵士達への報復はすさまじく、ランチャーと共に発見されたり、後でランチャー兵であることが判明した兵士は捕虜にはなれなかった。



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ヴァルキリーズストーム 設定資料集 綿屋伊織 @iori-wataya

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