イタリア王国

【概要】

-イタリア半島に存在する国家。

-ローマ帝国時代以前から続く伝統宗教を信じる国家で、いわばキリスト教と、それを奉じるヴァチカン法国を拒絶した者達が集まった国ともいえる。

-古くは東西ローマ崩壊後、宗教を拠り所に集まった都市国家が原形。

-高利貸しなどの金融面で勢力を伸ばしていたキリスト教徒達に対抗するために同盟を形成、その後、数度の同盟崩壊や内戦を経て18世紀に成立。

-現在は立憲君主制国家だが、都市国家群の時代の恨み辛みが各地に残っており、町同士のケンカが市街戦に発展することもザラで、多くの国民は「敵」と聞かれたら「隣町」と真顔で答える。


【経済】

-元は農業国家であるが、工業化を推進させて現在では世界第7位の経済力を持つ。

-宝飾品から衣類、車に至るまで独自のデザインとブランドを確立しており、イタリア製というだけである程度のステータス。

-ただし、末端で製品を作っているのは不法移民と中国人なため、ことスーツや衣類に関して「このイタリア人の技術が」云々言う輩はバカだと思っていい。


【民族】

-ポルコ族という民族で構成される。

-芸術とワイン、そしてオリーブ作りと才能が多彩。

-男は酒と女とお祭り騒ぎが大好きで、威勢はよいが、いざとなったら使い物にならない。

-反面において女、特に主婦はやたらと強い。

-大家族が多いので五男兄妹なんて普通にいる。


【軍事】

-軍事力としては「存在しない方がマシ」なレベル。

-敵がイタリア軍と知れば、(´∀`)。

-味方がイタリア軍となら、(;゚Д゚)。

-……だいたい、これでわかってくれると思う。

-イタリア軍の兵器が中古品も市場では高値で売れるのは、本来の性能が高いこともあるが、それ以上に、ほとんどが未使用同然だから。

-大抵の中古兵器は、ストックかどこかに投げ捨てた時の傷がある。

-妖魔を見た途端こぞって脱走し、その恐慌ぶりに恐れを成した海軍水兵が反乱、軍艦を乗っ取って祖国まで逃げ帰った。

-これ以降、ヨーロッパ各国は、誰も彼もがイタリア軍の存在を忘れることにしたという。

-なお、陸揚げされたままイタリア兵が放棄した武器その他一式は、現地のアフリカ民兵によって有効活用され、彼等が半年間戦い抜ける原動力となった。

-こんなイタリア兵だが、酒と女と食い物が絡むと恐ろしく強くなる。

-アフリカで唯一活躍したイタリア陸軍第二師団がその好例。

-着任の翌朝までに脱走した司令部以外、師団から一人の脱走者もなく戦い抜いた最大の原因は、ドイツ軍から派遣された師団長が、民間従軍看護婦や難民を陣地に保護した際、彼女達に手を出そうと目の色を変える兵士達に、「着任から半年生き残ったら会話を許す。一年以内に彼女達に手を出したらキンタマを引き抜く。一人でも違反したら翌日から全員パスタ抜き」と命じたせいだとされる。

-兵力20万。

-メサイアは300騎以上を保有するが、ヨーロッパで彼等を戦力としてカウントする国はまずいない。



【兵器】

-兵器については良品を生み出す。

-海軍では艦砲システムの標準となるメラーラ社や銃器メーカーのバレッタ社などが有名で、およ軍艦と個人のケンカで使える道具を作らせたら人類最高レベルだろう。

-なお、作り手と使い手ってのは全く別問題であることは明記しておく。

-ただし、メサイアと戦闘機に関しては何故か相性が悪いらしく、ロクなものが作れない。



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