マジック・レーザー

**ML

-マジック・レーザーの略。魔力をレーザーに変換して攻撃兵器として利用する技術で、現時点で実用可能な攻撃用レーザーとして唯一の存在。

-砲身内部(もしくは外部)にて魔力エネルギーを圧縮し、封印用魔法で包み、その封印の一部を解除することで、エネルギーの噴出現象を引き起こし、砲弾として撃ち出す(具体的に考えたかったら、空気を充満させた風船を想像してほしい)

-目標に着弾すれば封印用魔法が吹き飛んでエネルギーが解放され爆発現象が起きる。戦車の装甲だろうが地面だろうが派手な爆発が起きるのはそのため。

-目標に到達しない場合、封印魔法の後方からエネルギーを噴き出し尽くすので無力化される。

-問題は、この仕組み故に徹甲弾の性格を持ち得ない事。

-口径と圧縮するエネルギーを強めることで、爆発力を高めてカバーするしかない。

-多くが魔晶石エンジンからパワーをとるため、メサイアや飛行艦に搭載されるのが一般的。まれに拠点防御用に利用されることがあり、皇居では対空用に十数基が設置されている。

-飛行艦搭載型として世界最大は信濃級4600ミリ。次いでワシントン級2500ミリである。まともにぶっ放すと都市の一区画を丸ごと消滅させる程の代物だが、最近は8000ミリという非常識まで出現した。

-しかも光学兵器だから(一応)、避けようがない。

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