特異能力 統べる力 見通者 療法魔道士

統べる力

-すべるちから。と読む。

-騎士の精神を操る魔力。

-本来は超帝国時代の皇帝団が騎士たちを意のままに操るために開発された力。

-騎士はこの力の前には徹底的に無力。使い方によっては自殺ですらさせることが出来る。

-力が強いと空間まで影響を及ぼし、簡易バリアを展開出来る(日菜子は出来る)

-現代でもこの力を持つ者が支配階級にあり、天皇・ローマ法王・ラムリアース帝国皇帝・カンタベリー大司教などはその典型。

-この力を持つ者こそ君主としてふさわしいと考える騎士は多い。


見通者(シーカー)”

-一種の天才。

-数万桁の計算を一瞬でやってのけるが、注意すべきは彼等は暗算しているのではなく、計算式を思っただけで答えが浮かんでくるという点。彼等の脳で計算なんてしない。答えを受け取る存在なのだ。

-かつての超帝国時代には「錬金術師」と呼ばれ、物質の組成を組み替える力を持っていたという。

-騎士や兵器の開発に貢献したのはその時の名残。

-個人によって能力にばらつきがあり、能力別にスタンドラインと呼ばれる身分分けが行われている。

-最高が6本のハイパースタンドで、現在は三人しか存在しない。

-スタンドラインが4本以上で“見通者(シーカー)”を名乗ることが出来、天才として国際的な保護を受けることが出来る。


スタンドライン

-科学、医療、化学の全ての分野において特殊技能を持つ者に与えられる、飾り紐状の身分証を指し、必ずしも“見通者(シーカー)”の身分のみを指し示すものではない。

-“見通者(シーカー)”の身分を保障するのは4本線以上。

-往々にして着衣の目立つ箇所に取り付けられており、本数によってその人物のランクがわかるようになっている。

【線ごとの扱い】

-1本線~博士、教授、医師など。そこらに腐るほどいるため、価値は無いに等しい。

-2本線~学長や院長などが持つ政治的な意味合いの方が強く、現実価値は1本線よりない。

-3本線~複数の技能を持つなど総合的な能力を持つ者。

    ・具体的には、複数の博士号を持つ者。

    ・普通の人間が努力と幸運だけで獲得できるのはここまで。


-4本線~ノーマルスタンドと呼ばれ、このライン以上を保有して初めて“見通者(シーカー)”と認められる。

    ・“見通者(シーカー)”の中で最もレベルの低い存在。

    ・メサイアの全面開発までは出来ないが、改良や関連する武器を開発することは出来る。

-5本線~ハイスタンドとよばれる。

    ・このクラスで初めてメサイアの設計図が引ける。

    ・このクラスになると貴族級の待遇を受けるという。

-6本線~ハイパースタンドと呼ばれる。

    ・国際的VIP待遇。

    ・メサイアだろうが何だろうが設計してのけるまさに天才中の天才。



療法魔法【りょうほうまほう】

-治療魔法のこと。

-これの使い手が「療法魔導師」と呼ばれ、国際的に保護される立場になる。

-基本的には人体の持つ再生能力を高め、傷や病を癒す魔法で、この魔法を使える者は医師と同等の医療知識を当然の知識として予め持っている(治療手順が頭に浮かんでくる)ので、魔法を使用する際に必要なら相当複雑な手術も出来る。

-レベルが高くなると遺伝子レベルでの治療が可能(AAAレベル以上)。

-失われた腕を再生させるほどの力から、国際条約で療法魔導士への攻撃は絶対禁止とされ、国際的な保護が受けられる。

-攻撃者は問答無用で死刑が適用される反面、戦闘行為への参加も禁止されている。

-医者以上の存在であり、戦場にいてくれるだけで敵味方問わずに心強い存在であるが、標準的なレベルの使い手では、ガンやエイズなどの伝染病、先天性の障害、精神病など治せない病気も多いので医者の存在は欠かすことが出来ない。

-何故か虫歯の類も治せないらしい。


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