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騎士

騎士

いわゆる超人的存在。

鉄板すら打ち抜く腕力と数十メートルを跳ぶ運動能力を誇る。


騎士の能力(肉体戦闘能力のみ)

・個人差があり、我々のような一般人同様の身体能力しか有さない場合もあるが、一般的な認識における騎士は、

・素手で鉄板を打ち抜ける。

・ジャンプ力は15メートルの壁を平気に飛び越す。

・弾丸を回避する動体視力を持つ。

・……etc、はっきりバケモノ。



騎士ランクについて

・従来は騎士と魔法騎士の2つのカテゴリーのみが用いられていたが、現在はメサイア使いを加えた3つのカテゴリーで区別されている。

・レベルはE-から最高を示すEx-SFLまで。例外的な存在としてOS(オーバースペック)が存在するが、この認定は今のところ、人類史上でただ一人しか行われていないので無視してよい。

・レベルは肉体戦闘能力(SF)>魔法戦闘能力(SM)>メサイア操縦適正(SMD)と、3つのカテゴリーを並列表示するのが正式。

・平均的な騎士の場合だと

 C+>->D-

 肉体戦闘能力は高いが他は平均値以下ということがわかる。

・騎士なら重視されるのは肉体戦闘能力(SF)だけ。

・魔法騎士なら肉体戦闘能力(SF)+魔法戦闘能力(SM)を合わせた総合的判断が求められる。

・もし、肉体戦闘能力(SF)がからっきしで、魔法戦闘能力(SM)だけ高いのなら、魔法騎士ではなく魔導師という一般人でもなれる別カテゴリーに分類されることもある。

・騎士、魔法騎士共に、メサイア操縦適正(SMD)についてはほとんど考慮されない。

・メサイア操縦適正(SMD)が高くても、同様に他の能力値が高ければ、よほど本人が希望しない限り、メサイア使いにはなれない(周囲が認めないから)。

・メサイア操縦適正(SMD)だけが高い騎士は「メサイア使い」と呼ばれ、騎士階級では一端の騎士とは見なされない。

・SMにD-以上のスキルがあると魔法騎士として認定される。

・国家を代表する騎士団に参加するためにはB以上の能力が必要とされるが、現実にはCランクのやや上あたりが平均。


騎士の出生率

・はっきり、低い。

・騎士の出生率は常人の100万分の1とも言われ、騎士同士の場合、さらに低くなる。

・これは、騎士同士の場合、精子と卵子双方の遺伝子情報が破壊されるためともいわれているが、あくまで一般的な仮説。

・一般人同士の間に騎士が生まれることもある。

・遺伝子技術が進んだ現代でも、騎士の遺伝情報の解明はされていない。


民族で異なる出生率

・騎士の出生率は民族によって大きく差があり、ルーナム民族(ラムリアース帝国)、大和民族(大日本帝国)は魔法騎士を含め、異常ともいうべき出生率を誇る反面、多民族国家においては出生率がケタ違いに落ちるため、中世以降、名だたる王国・帝国は、騎士の出生を確保するため、自国民族の純血を重視している。


特権的地位

・その力故、かけられる制限は厳しいが、反面において、税の優遇、生活保障など、騎士は特権的地位わ保証されているケースが多い(社会に不満を持つ騎士の反乱を抑えるための政策)

・国家騎士団、またはそれに準ずる組織に所属する騎士は、帯刀の特権を持つ。

・圧倒的に少ない騎士の血を確保するため、騎士ならば近親婚や同性婚を認める国も存在する。


騎士同士の差別

・こうした特別な地位にいるだけに、実は騎士内での差別は大きい。

・帯刀の許可が与えられているが、長剣を帯びることの出来るのは、一般騎士もしくは魔法騎士である必要があり、メサイア操縦能力に限られる騎士(メサイア使い)はこの範疇に属さない。

・メサイア使いは、ハードラバー製のスタンブレードと呼ばれる模造刀か短剣が帯刀できる刀剣の精一杯となる。


貴士【きし】

・古来、日本における騎士を指す言葉。

・貴重な士(人)というのがもともとの意味。

・騎士という言葉をあてたのは明治維新以降。華族や貴族に対する配慮。




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