2021年11月5日

よくよく見たら

今日、気付いたのだが、いつの間にか、長女が、私の書いたLINEを読んでいたので

既読になっていたのだ。それに気づかなかった原因は、既読になった分の、その後に

また、大量のメッセージを私が書いて送っていたから、それが既読になっていないの

で、気付かなったという私のミスだ。


長女が読んだ内容は、アスペさんの話の部分と、15日までに、持ち出した保険証や

スマホを返せという部分だけなので、その続きに書いたものを読んではいない。


保険証を返せという部分だけを見たら、酷い話のように聞こえるけれど、妻が、今月

に転職するので、保険が代わる関係で、いったん返却しなきゃだから、必須だし、

娘の持ち出したスマホは、名義が娘ではないし、すでに、新しい携帯をドコモで購入

した気配もあるので、そうであれば、こちらで回収し、解約なり誰かに持たせるなり

出来る事もあるからだ。


おそらく、長女は、自分のマンションや携帯番号が、知られていないと思っている

のだから、教えたくないという気持ちもわからなくないが、こちらは、すでに知って

いるから、隠す意味がわからないし、住民票をちゃんと移して、保険証を取得する

事は、必須なのだから、自分で、ちゃんと対応しろ!という意味もある。


けれど、私の文面では、アスペさんかもしれない・・程度のボヤっとした内容での

伝文になってしまうので、追加のメッセージを打っておいたのだが、たぶん、私が、

【これで、お父さんからは送らないから、安心して堂々と生きなさい】と書いたせ

いで、もう来ない=見なくていい的なに、単純に捉えたのだと思う。お父さんからは

送らないけれど、あなたからは絶賛受付中!だと、どう捉えらえないのか・・・・


アスペさんは、どうとるのだろうか・・・

不安になったので、先輩アスペさんである元祖の妻に聞く事にした。


  私が最初に発作を起こして、病院で診察や検査をして、先生に、アスペさんだ!

  って言われた時は、正直、ポカンとしただけだし、あっそって感じだったし、

  そこから、先生に本を読めって渡されたので、読んだけれど、だから何?どうし

  ろと??ってとこもあったので、あまり動揺はなかったかな・・・


であれば、妻のコピーの娘はどうなのだ


  たぶん、私と一緒で、だから何?から始まって、どうしたらいいか、わからな

  くて焦る感じにはなると思うけど、数日したら、確実に、後回しにするね。

  だから、記憶のどこかには、そういう可能性があるってだけの記録は残るだろ

  うけど、そのLINEに書いてる病院に行けというのは、なかなか行動として

  は行かないだろうね、まぁ私ならね


という事は、長女の場合も、誰かが連れて行くか、二次障害が出て、よほどの状態

にならない限り、病院には行かないってことになる。


せめて、その後のLINEを読んでくれたら、もう少し具体的に書いたから、わかる

んだろうけれど、それを読む気配がない。


たぶん、娘は、LINEを見るためとか、誰かに連絡する為とかではなく、自分で

買った新しいスマホに、データを移すためだけに電源を入れたら、大量にLINEの

メッセージがきたので、見てみた程度だったろうから、このタイミングで、移行が

完了していたら、二度と電源は入る事は無いかもしれない。


  しかし、甘いねぇ、15日まで待つとか書いたんでしょ

  私なら、盗難届出して、さっさと紛失処理しちゃうけどね

  それで、もし、保険証でも、スマホでも持ってたら、逮捕じゃん。

  私なら、そうするよ

  止めるからしていないけど


そんな、親が子供を逮捕させようと真顔で言うのは、やめなさい!!

そう思いつつ、いつものアスペさんなので、妄想でしょ、言うだけでしょ

とか思いつつ、私が止めるからと制限かけてくれてるのも事実だから、

そういう行動には出ないだろうし、私の思いの中では、きっと、娘は、私の

メッセージを読み、行動に移すと思いたい、信じたいと、願っていた。


娘へのメッセージ

 15日までに、保険証、スマホを返す

 自分がアスペさんかを確認する為に、まずは本を読む

 本を読んだら、ネットでアスペさんテストをしてみる

 なんとなく当てはまるなら、病院に行く

 その為には、住民票をすぐに移す

 その時に、国民保険と国民年金に加入する


という内容であったが、妻が言うには


  それだけ書いたとしたら、たぶん、アスペさんというキーワードで

  いっぱいになって、何もできないと思うよ


先輩アスペさんが言うのだから、そうなのかもしれない。

しかし、私は期待したい派、信じたい派なので、長女なら・・・と願っていた。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る