2021年11月15日

相当にキツイ事をしていたんだろうなぁ

今日は、長女のドラックストアでのバイトの給料日。


いつものように口座を確認し、育英会などの返済に振り込んだりしようと

見てみると、おそらく、ここでバイトして、過去最大の金額。

といっても、時給960円だし、夕方のみだから、7万ほど。

ちゃんと支払いに振り込んだからね。記録もあるからね。と手続きをしなが

ら、いつもの独り言をつぶやきつつ。。。


単純に、朝、学校に行くふりをしながら、片道1時間かけて、風俗店に

行き、身も心もボロボロにしながら、地元に夕方に戻り、そこから

ドラックストアでバイトをし、夜、いつものように帰ってくる。


そういう生活をこの数か月しつつ、深夜には、Twitterでのつながりの友達

と遅くまでやりとりしたり、大きな声で歌ったりしていたのだから、

当然、クタクタであっただろう。


それに、慣れないピルを飲んだり、性病の治療薬を飲んだりしていた

のだから、当然、食欲も減るし、食べれないなどの症状もあっただろ

う。必死で隠せば隠すほど、ストレスもあっただろう。


こっちは、そんなことを知らないのだから、当然、ちゃんと食事をさ

せたいから、どうにか食べさせようとしていた。


だからこそ、自分が風俗が休みの日の場合は、夕方まで延々と寝る

事になり、学校だからと起こす私が、うざくて仕方ないっていう風に

なっていくのも当たり前だろうと、今なら安易に判断できる


まさか、そんな生活をしていたなんて、思いもよらないし、そんなの

わかるわけないじゃん。


普通は、お金使いが荒くなるとか、化粧が濃くなるとか、色々と

変化があって気づくんだけど、そういうの一切なかったしね。


家出をした後の今日の給与を見るまでは、当然、ドラックストアの

バイトも、かなり減らし、風俗中心で動いていたのだろうと思っては

いたのだが、事実を見て、相当に馬鹿みたいに、頑張っていたのはわ

かるので、それはさすがに無理がある。


当然、何かを得る為に、何かを捨てないと、無理である。


そこで、捨てたのが、家族であり、学校であり、今までの生活なのだ。

言い訳ばかりしていても、事実は物語っている。


要するに、お金と縛られない自由、勉強をしなくていい自由を選んだという

事なのだろう。その言い訳のすべてを私のせいにし、多くの同情を買い、

悲劇のヒロインモードだったのだろう。


正直、情けなかったし、悔しかったし、そこまでなのか・・・と思う気持ち

で、いっぱいになった。


とりあえず、振替をし、支払うべき、長女の返済分の手続きをした。


すでに、居なくなって15日が経ったのだが、まだ、この生活には慣れない。

長女は、きっと自由を謳歌していることだろう。


いっそ、客なんかつかないで暇になればいい!!

なんなら摘発されて営業できなくなるってのもいい!!


と安易に祈ったりした時期もあったが、冷静になって考えると

もし、客がつかなければ、さらに落ちるか、借金地獄、いずれはホームレス

なんてこともある時代なのだから、それも娘にとってはダメなのだろう。


となれば、客がつくようにというのも嫌だし、つかないのも問題という

無限ループが待っている。


この頃から、私の中での祈りや思いは

とにかく無事に生き抜いてほしい、誰か一人でいいから、ちゃんと娘に

向き合って、本気で導いてくれる私以上の人に出会ってほしい、そう

思い始めていた。


とはいえ、そんな事、あの業界でありえない話に近いわけで。

下手すると、アスペさん特有のトラブルに巻き込まれて、

絶対自分は悪くない!を押し通すだろうから、また、逃げてドツボに

はまっていくなんてことだけは、絶対に嫌すぎる


しかし、あの店の店長とやらは、基本、口先だけの大ウソつきだから

信用して相談するだなんて事はできそうもないし

知り合いの筋の方に相談しようにも、まさか、自分の娘が・・・とは

正直、言いにくいわけで、悶々とするしかない状況に陥る


結局、私は役立たずでしかないのだろうか・・・

アスペでなかったら、さっさとサラいに行くのに・・・

アスペだから、やり方間違えたら、トラウマになるし・・・

普通の思考回路じゃないから、どうしていいか、もうわからない。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る