証拠が導いた私の仮説

娘と話したわけでもないし、あくまで、見つけた証拠から

私が勝手に導いた答えは・・・


昨年の冬、授業料の支払いが遅れたことで、学校とやりとりがあった。


遅れながらも完済はしたものの、私に言っていた娘の言い分が、全く嘘で

ちゃんとわかってくれていると思っていたが、全く理解しておらず、

そこで、大きな不満が生まれ、私に対しての信用が、一気に地に落ちた。


そこから、怒涛の如く、徹底的に、私のすべてを否定し、

悪魔か鬼か、支配者か独裁者か、といった感じに、思い込みを始めたのだろう


そうしていく中、コロナなどで家から出られない苦痛や、深夜に大きな声で歌う事を私が注意したり、深夜に大きな声でLINEで話してたりすることを注意される苦痛

が積み上げられていき


昼間、シッカり寝て、夕方バイトに行き、夜中にネット民との時間を楽しむという

娘のスタイルが、構築されていき、そうなってくると、学業優先であるはずの学生

としては、昼間、寝ているので、単位を落とす


当然、朝、無理矢理にでも起こそうと、私は、声をかけるし、そうなってくると、

ネット民と遊ぶ時間を削ってでも、学校に行く事を強く言う


それが、毎日の事になっていく中、春から夏にかけての授業をボイコットするような

事に繋がっていき、結果、前期の単位をスッポリ落としていたのだ。


そうなってくると、それが、私にバレたりしたら、当然のように怒られる。

理由を問い詰められ、場合によっては、ネット民との縁を切らされる


ならば逃げるしかない

そういう感じの流れがあったように、娘の日記などから、私は感じた。


確かに、前期の終わりに、大学に呼び出されたが、その時点では、娘の言い分を

全て信じていたので、レポートを出し忘れていたら単位が落ちたとか、レポートを

出したけれど単位がもらえなかったといった、コロナ対策時期での自宅での

オンライン授業がメインであったために、そうなってしまったといった言い訳を

基本とし、学校にも私が謝罪し、そういう説明をし、頭を下げていた。


その時の学校に言い分は、ここまで落としてしまうと、資格は取れないので、

卒業後、履修で通ってもらう道しかないので、そうであるならば、一度、気持ちを

入れ替える意味も込めて、ここで休学という方向がベストかと・・・という感じで

はあったが、私にしてみれば、とりあえず、娘の言い分が、卒業したいとの事だった

のもあり、まずは、あと半年だから、卒業っせて欲しいと頭を下げ、了承を得た。


しかし、そういう約束をしている裏で、娘は、後期に入った途端

学校に行くふりをして朝から外出し、いくつかの風俗店に、お試し入店などをし

着実に、家出資金を貯めていたという感じであった。


7月頃から貯め始め、10月までの3か月で、ある程度の資金を貯めたのだろう

さすがに、風俗だから、今までのドラックストアとは収入が違う


何か買えばバレるし、風俗であっても、夜に出ていればバレるという感じで、

おそらく、昼間のキャバクラから始まり、昼間のデリヘルなどを経由し、

その店にたどり着いたといった感じではないだろうか。


おそらく、協力した友人もいるだろう

事情を知らないネット民は、娘の言葉だけを信じ、応援もしただろう


結果、家出をし、部屋を借り、風俗で働き、お金を稼ぐといった事に落ち着いた

のだろうという予測は、残された証拠を元に、導けた。


しかし、この時点で、腑に落ちなかったのは、娘は男性恐怖症のはず。

あの事件があったから、確実にそうであり、フラッシュバックが起こっても

おかしくないはず。


そう思っていた私だったから、だから、余計にこの予測にたどり着くのに、私は時

間がかかっていたのかもしれない。


状況的には、このような感じなのだが、私に言わせれば、


  ただの子供の考えだね

  ただのわがままだね

  反抗期だね

  よくあるパターンだね


という考えも無いわけではないが、そこは、アスペさんなので、重大な問題である事

は間違いなくて、それが、大事に育てた娘の末路になるなんて、思いたくもなかった

し、その仮説が確定に近くなればなるほど、私は、正直、死にたくなったのも事実。


けれど、これが、私に突き付けられた現実なのだから

父として、立ち向かわなければいけないのだから、逃げるわけにもいかないのだから


まずは、娘に会う、その上で、次の手を考える

そう自分に言い聞かせ、暗示をかけながら、

ようやく私は立っていられるような感覚であった。





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