　こんにちは。

　昔、昼に帯番組をやっていて、今はブラブラしているサングラスおじさんの事がファンで、出ている番組をよく見るのですが。

　昨日今年最後の部屋番組に出演されていたのを拝見しました。

　最初の話題が「反省はしない」だったのだけれど、ジャズをされていたからなのだろうか。歌を歌うものとして、ものすごく賛同できるお話でした。

　平日に毎日番組をしていると反省しても仕方がないと。次がすぐにやって来るから、反省して後悔しているよりも次の事を考えると。

　歌も全く同じで、音程を外したり、リズムがあっていなかったり、歌詞を間違えたり。

　もうその時点で悔やんでも反省しても、口から出てしまった音はもう誰かの耳に届いている。

　反省しながら、しまった！と思いながら歌ったら、次の音まで気持ちに引っ張られてダメになる。

　だから反省なんてしない。終わってから、次の練習をするのみ。

　楽器だってきっとそうなんでしょうね。

　声だって気持ちの持ち方で震える不安定なもの。楽器だって指が震えたり、息が震えたり。

　とっても心に残るお話でした。

　何がそんなにあの方に魅かれているかというと、いつも肩の力が抜けていて、しかもどんな人とも話が出来るところ。

　どんな人が来ても、それがまったく下調べが無かったとしてもお話ができる。

　お話が出来るというよりも、話させることが上手い。

　この人はちゃんと聞いてくれているな、と思わせることによって、安心して話すのだ。

　私だって一度は話してみたい。

　聞く力、会話を引き出す力って、本当に難しい才能で、私には備わっていない。

　だからこそ憧れる。

　適当に聞いている人っていうのは、ばれていしまうからなぁ。

　そして真剣に聞いていたとしても、理解に達していない事もばれるもの。

　肩の力を抜いて聞いてくれているから、もっと話しても大丈夫って思うんでしょう。

　だから仕事とはいえ、色んな人がいろんな話をする。

　夢が叶うなら一度はお会いしてみたい方のおひとり。

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