-夜魔女の冬休みRPGゲーム-

𝐴𝑛𝑎𝑖𝑠

第1話 魔女主催のRPGゲーム

カランカラン

本日も誰かがマーシャの店に入ってきたようだ。おや、マーシャって誰かい?私だよ私。

魔女さ。この物語の語り手。

ところで、みんなは夜魔女って知ってるかい?本名はレムレイシーてゆうやつなんだけど、私と同い年の魔女でね~。

この近辺では夜魔女って言ってさ、夜の探偵と言われているんだよ。

不良やらヤンキーやら非行少年少女やら、強盗犯やら、ミーンな退治しちゃうってさ、凄いよね。

んで、そうだそうだしているうちに、ほら、噂をすればレムレイシー。

「おはよう、マーシャ。」

「おや、おはようレムレイシー。噂をすれば君じゃないか。いっつも金曜日の朝にやってきてさ。」

「まぁまぁ。来週の仕入れよ。」

「そんで?今日もまた物かい?え?それともパン?食品」

「ちょっとー、煽り?」

「違う違う。物か食品かどうか聞いてるっつーの。」

「はいはい。どちらもね。」

「おっけー!」

5分後__________

「ねぇ、マーシャ、今週の魔女新聞ない?」

「あぁ、あれかい?倉庫にあるからちょい待ちな。あそこは結構しんぶんたまってるんだよねー。。」

マーシャが倉庫まで歩いていく

(またー、新聞を倉庫に押し込んで。)

数分後__________

「お待たせー!今週の魔女新聞だよー」

「あら、ありがとう。それじゃあ、そろそろレジに行こうかしら。」

「おう!えーと、2653フィヨーレ*ね。はい、おつり500フィヨーレ。」

*フィヨーレ…日本の円と同じ単位。

お札がないため、2000フィヨーレや2万フィヨーレは2000円とそのままになる。

「ありがとう。それじゃ、これで私は失礼するわね。」

「おう、また来てな!」

まぁそんなこんなで、こんなほのぼの会話が続き、そろそろお暇を貰ってテレビを見ようとすると…

「速報です。先週木曜日、魔女達への人間からの被害がありました。魔女大臣は緊急事態宣言を開き、以下の対策を取らせています。」

ふーん、まーたかー、この203年間ずーと生きてきたが、またか。

おっと、実は魔女は心臓に支障が出ない限り生きてるんだぜ。お陰様で毎日楽しく過ごしてるぜ。本題の魔女のRPGゲームはもうすぐ冬休みとなる12月から1/2までここの魔女連帝主催でやるんだよ。人間を魔女世界に招き入れてさ。さーて、次のエピソードは月曜日公開するぜ。楽しみにしてくれよな!

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-夜魔女の冬休みRPGゲーム- 𝐴𝑛𝑎𝑖𝑠 @20120210

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