二◯二四年九月十二日 記憶に無い実家に居る神様の話をして悪霊を遠ざけた夢を見た

 今日は、記憶に無い実家に居る神様の話をして悪霊を遠ざけた夢を見た。




 舞台は地元の町。それも始まりは実家からだ。

 過程はよく分からないが、どうやら本日はお祭りの日の様子。

 お祭りの会場に向かう為、母親を車椅子に乗せ、自分が車椅子を押し、姉と父親と記憶に無い誰かと五人で山道を降っていた。ちなみに、実際の母親は車椅子を利用していない。


 途中、何度か車椅子が上手く動かない事があって姉が手を出してきたが、姉に任せたく無い自分は車椅子を軽く持ち上げたりして対処をしていた。


 そして、お祭りの会場に近い町の病院を通り過ぎた角のところ、急に周りが暗転して自分以外誰も居なくなる。

 その時、咄嗟に『家族を奪われた』と思ったのだが、不思議と恐ろしさは感じなかった。


 仕方ないので一旦家に戻ろうと病院の角を曲がると、そこには地元の友人や後輩が居た。お祭りの日だから居ても違和感は無かった。


 家族が居なくなった自分は、町病院の駐車場(車5台ぐらいしか停めれない)で友人や後輩達にその事を話していたのだが、途中でそもそもあの家族が本当に自分の家族だったのが確証が持てなくなる。


 すると、地元の友人の一人が


『お前、あの話した? 前聞いて俺も恐ろしいと思った奴』


 と言うので、そこで自分は実家には神様が祀られている事を思い出す。

 後輩達はその事を知らなかった様なので、自分は後輩達に教える為に実家の神様の事を説明した。


 内容はこうだ。


・実家には立派な地下室社があり、そこには社が建てられている

・社には幸運の神様が居るらしいが、元は不幸の神様だった

・神様が居るから自分は■■■■■■だ(■の部分は思い出せない)


 この三点を話終わると、急に町病院の駐車場にある排水管がゴボゴボゴボゴボと水が噴出するのではないかというぐらい鳴り出し、地元の友人は目を細めながら


『手を出すなってんだよな』


 と言って、全てが暗くなったところで目が覚めた。





 実家には地下室なんか無いし、そんな神様の話は聞いた事が無い。

 だけど、実家には神棚が二つあり、片方は小さなお稲荷様を祀っている。

 実家の裏はお墓だけど、そこにもお稲荷様が祀られている。


 夢と関係あるかは分からない。

 家族に化ていた物をなんとなく悪霊だと思ったが、本当に悪霊なのかも分からない。





 今日は、記憶に無い実家に居る神様の話をして悪霊を遠ざけた夢を見た。


 

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