第279話 ダミアンからのお願い

 ドワーフとエルフの事に関しては、ひとまず様子見である。

 あとは大使が来てからになるだろう。

 問題があるとすれば、パメラも彼らと会いたがっている事だ。

 ルーカスが「ドワーフとエルフに会った」と話したら、彼女もかなり興味を持ったらしい。

 だが、まだパメラを会わせる事はできない。


 歓迎パーティーのあとは、大使が到着する前に不都合がないかのチェックが優先されていた。

 王都に住む貴族と会って話したり、実生活での細かい動作の中で無作法に受け取られるものがないかをチェックしたりしている。

 まだ若者が興味本位で会えるような段階ではなかった。

 アイザックでも、気楽に会わせてはやれない状態だ。

 大使が到着すれば、暇になったブリジット辺りと会わせてあげたいところだった。

 そうすれば、アイザックもパメラと会う機会を作れる。

 しかし、今はできない。


 今、アイザックは未来へ向けた行動をしている。

 まだ先行き不透明だが、一歩ずつではあるが進展している。

 この状態も「あと三年」と思えば、まだ我慢できるものだった。


 ――今の自分にできる事。


 それを地道に一つずつこなしていくしかない。

 アイザックはそのために、勉強会を利用していくつもりだった。


 ある日の放課後。

 勉強会で一つ提案をした。


「皆さん、今日はお願いがあります。今までの人生で腹が立った事を紙に書いてくれませんか?」


 アイザックが言った言葉が理解できず、皆の頭に?マークが浮かびあがる。

 誰だってムカついた経験はあるので、紙に書く事は簡単だ。

 難しい事ではない。

 なぜ、そんなものが必要なのかがわからなかった。


「皆さんも、エルフやドワーフの大使が来る前の先遣隊が来ている事はご存知だと思います。今、彼らは人間と生活をするうえで、生活習慣の違いによる不満点を洗い出しています。人間同士でも『あいつのあの仕草が気に入らない』などの小さな不満から、喧嘩になったりした事もあるでしょう?」


 アイザックがここまで話すと、大体の者が何を言いたいのかを察した。


「二百年間も交流が途絶えていた時期があったのです。当然、人間にとっては常識である事も、エルフやドワーフにとっては非常識な振る舞いに取られる事もあるでしょう。大人達が派閥を越えて、今後起こり得る問題を潰しておこうと協力し合っています。子供なら大人では思いつかないような事も思いついたりするかもしれません。何が逆鱗に触れるかを前もって知っておくために、僕達も自分が不快だった事を紙にまとめて、大人達に提出して協力しませんか? 用紙は外務大臣のウェルロッド侯爵に直接手渡します」

「やる!」


 出席していた三年生から即座に返事が返ってきた。

 彼はアイザックの言った内容に感銘を受けたというよりも「モーガンに手渡す」という部分に反応していた。

 内容はささやかではあるが、現職の大臣の目に自分の名前が入る事は大歓迎だ。

 卒業後すぐに効果は出ないだろうが、いつどこで何が起こるかわからない。

 とりあえず、協力した者として名前を売っておいて悪い事はないと判断したからだ。

 彼に続いて、二人、三人と賛同者が増えていく。

 それを見て、アイザックは心の中でガッツポーズをしていた。


(やっぱりな。こうなると思っていたよ)


 もし、これが「エルフやドワーフと、どんな条約を結ぶといいか?」といった内容だったのなら、皆の動きは鈍くなっていただろう。

 だが、今まであったムカつく事を書く。

 ただそれだけでアイザックに協力する事ができ、大臣に名前を知ってもらう機会ができる。

 一見つまらなそうな事ではあるが、ちょっと付き合うだけで十分な見返りが期待できるのだ。

 断る者はいなかった。


 いや、一人。

 質問があるのか、彼が手をあげた。


 ――手をあげたのはマイケルだ。


 今までジッと見守っていただけの彼が行動に移した。

 ただものではない雰囲気を身に纏っているので、彼の本性を知っているアイザックも、さすがに警戒してしまう。


「僕達が書いたものは、アイザックくんにも読まれるのかな? さすがに恥ずかしいんだけれど……」

「あぁ、そういう事」


 マイケルの行動が、ただの質問だったのでアイザックは安心する。

 思いがけない言動をされていたら困っていたが、これくらいならば想定の範囲内である。


「記名、無記名は問いません。僕に読まれると恥ずかしいという方の存在も考慮して、レイモンドが集めてウェルロッド侯に直接渡すという方法を考えています。もちろん、僕がレイモンドに命じて見ると不安に思う方もおられるかもしれません。ですが、それはエンフィールド公爵としての名誉に懸けていたしませんと誓います」


 アイザックとしても、他人の怒りポイントがどんなものかは気にはなる。

 だが、それ以上にどうでもいいという気持ちもあった。

 さすがに、嫌がる者を無視して詮索するにはしょぼすぎる内容だ。

 個人的な好奇心を満たすよりは、皆をまとめる練習として、この機会を利用したかった。


 最近の出席者達は、自分と意見が近い者と一緒に座るようになっている。

 そこには、学年や実家の派閥の垣根はない。

「今の自分の考え方が近い」という新しい派閥ができていた。


 ――友達ではない、既存の派閥を越えた集まり。


 勉強会の中で、新しい派閥が作られたといえる。

 これをどこまで成長させていけるかどうか試していくつもりだ。

 今後の良い練習になる。

 勉強会に直接的な協力を求めるのではなく、自分のスキルアップに利用させてもらうつもりだった。


「フフフッ。そういう事なら、僕はアイザックくんを信じるよ」


 マイケルは、公爵の名に懸けて誓ったアイザックを信じてくれた。

 そんな彼の姿を見て、他の者達もうなずいて同意する。

 とはいえ、他の者達はアイザックに見られてもいいと思っている者ばかり。

 嫌がる理由がなかったという事が大きかった。


「それでは、用紙を配ります。つまらない事でもいいので、嫌だったなと思った経験をどんどん書いていってください。今日は書き終わった方から順次解散しようと思っていますので、すぐに帰るかどうかはご自由にどうぞ」


 アイザックがそう言うと、レイモンドとルーカスが紙を配り始める。

 あとは見守るだけだ。


 ――必死に書き連ねていく者。

 ――今まであった事を、一つ一つ思い出してじっくり書いていく者。

 ――二、三の記憶を書いて、すぐに退出する者。

 ――書き終わって退出したあと、まだ書く事があると戻って追記する者。


 反応は人それぞれだった。

 だが、基本的に「この程度で国の役に立てるかもしれないのなら」と思って、協力的な姿を見せてくれている。

 大学などがなく、王立学院を卒業後は即就職。

 そんな世界だからこそ、就活に関わりそうな事には前向きに取り組んでくれるのだろう。


 レイモンドとルーカスも、自分が過去に経験した嫌な事を書き始めていた。

 アイザックも何か書こうとするが、取り立てて書く事がないのに気付く。


(家督相続の事を書くのはさすがになぁ……。内容が重過ぎるし、エルフとドワーフとの友好に関係ない事だし……)


 大きな不満はあっても、細かい不満はない。

 ウォシュレットトイレが欲しいというような不満も、物に対する不満であってエルフ達には関係ない。

 人間関係に関しては、些細な不満というものがなかなか思い浮かばなかった。


(あっ、ウォリック侯と顔を会わせるたびに「娘と婚約しないか?」と直接的、間接的に聞かれるのはウザかったな。それでいいか)


 エルフ相手の求婚というのは、結構ありそうな気がする。

 当然、大人達も想定しているだろうが、一応書いておく分には問題ないだろうと思って書いておく事にする。


 しばらくして、みんなが書き終わる。

 退出していく彼らを見守ると、アイザックはレイモンドに話しかける。


「お疲れ、悪いけどお爺様に渡してね」

「明日の朝、ウェルロッド侯が仕事に出かける前に渡しにいくよ」


 学校帰りにモーガンがいるとは限らないので、朝一で書類を持っていくとレイモンドが言う。

 こういう時は、ウェルロッド侯爵家傘下の貴族の息子というのが役に立つ。

 ルーカスは、ウィンザー侯爵家側の区画に住んでいるので家が遠い。

 おかげで家の近いレイモンドが、モーガンに書類を提出する役割を任されるという幸運を手に入れる事ができた。

 些細な事でも、やはり現当主に顔を覚えてもらえる機会を得られるのは、子供達にとって得難い機会だった。


「どうする? どこかに寄って帰る?」


 アイザックは背伸びをしながら、二人に話しかけた。

 今日は早めに終わったので、お菓子を食べにいって、そのついでに予習、復習をしてもいい。

 こういう時は、学校の近くに出店していてよかったと思う。


「いつものお店で宿題でもする?」

「それもいいかもね。みんなでやった方が早く終わるだろうし」

「じゃあ、そうしようか」


 三人はお店に行こうと、揃って教室を出る。

 すると、廊下に一人の少年が立っていた。


「アイザックくん。ちょっと話があるんだけどいいかな?」


 ――待っていたのはダミアンだった。


 普段は接触がない相手だ。

 彼から話があると聞き、アイザックは「珍しいな」と思った。


「いいよ。これからお菓子屋に行くんだけど、君も一緒にどう?」


 アイザックがティータイムに誘うが、ダミアンは首を横に振る。


「人前では話しにくい事なんだ。それにすぐ済むから……」

「わかった。じゃあ、この教室の中ならどうだい? 二人には外で待っててもらうからさ」

「そうしてくれると助かるかな」

「すぐに済むらしいから、悪いけどちょっと待ってて」


 ダミアンの返事を聞き、アイザックは二人に待っていてくれと頼む。

 もちろん、二人に異存はない。

 ちょっと待つくらいなら「どんな事書いた?」と話していればいいだけだ。

 二人が同意してくれたので、アイザックはダミアンと共に教室に入る。


「君から話しかけてくるって珍しいね。どんな用事?」


 椅子に腰かけながら、アイザックはダミアンの用件を聞いた。

「さっさと終わらせたい」というよりも「どんな内容なのか?」が気になったからだ。


「お願いがあるんだ」

「お願い?」


(なんだろう? 勉強会に入りたいとか? さすがに学生のうちから金を貸してくれとかは言わないよな)


 そもそも、頼みを聞くほどの仲ではない。

 なんで自分に頼みに来たのかが不思議だった。


「アイザックくんとは子供の頃に友達になるチャンスがあった。けど、僕はネイサン様――ネイサンの友達になり、フレッドの友達にもなった。君とは友達になれなかった……。いや、ならなかった。そんな僕がお願いするのは身勝手だと思う。でも、どうしてもお願いしておかないといけない事があるんだ」


 確かに二人の間には、複雑な過去があった。

 お互いの母親が友人関係にあり、ダミアンはアイザックの友達候補として連れてこられた事もある。

 だが、フォスベリー子爵家は王党派に所属している。

 メリンダが手を回した事により、ダミアンはネイサンの友達として連れていかれた。

 そこからフレッドに気に入られ、彼の友達として遊ぶようになり、アイザックとは顔見知り程度の関係しか築けなかった。


 ――関係が希薄。

 ――その事をわかっていながら、頼みたい事。


 ダミアンが何を言おうとしているのか、アイザックは気になっていた。


「ニコルさんが好きだからって、彼女を束縛しないでほしいんだ」

「はぁ!?」


 ――興味など吹き飛んでしまいそうな爆弾発言。


 だが、それは逆にアイザックの興味を惹き付けてしまっていた。


「な、なんでそんな事……」

「ニコルさんが言ってたよ。アイザックくんが嫉妬して、チャールズくんと話せる機会が減ったって」


(あの女! とんでもない事を言ってくれたな!)


 アイザックは、怒りのあまり顔を歪ませる。

 その表情を見て、ダミアンは「やっぱり事実だったんだ。注意している僕に怒っているんだ」と受け取ってしまった。


「ニコルさんがどんな事を言っていたのか知らないけど、チャールズと話せなくなるような事はしていないよ。あれはアダムズ伯が決めた事だよ」


 ここで怒鳴り散らしても意味がないので、アイザックは必死に心を落ち着かせる。

 そして、自分は関係ない事を主張した。


「そうだね、アダムズ伯が決めた事だね。でも、話し合いの場にアイザックくんもいたんだよね?」 


 ダミアンは疑惑の目をアイザックに向ける。

 アイザックが「自分は何もやっていない。アダムズ伯が自分で決めた事」という方向に話を持っていったのだと思っていたからだ。

 こういう時、ジュードの後継者・・・・・・・・という肩書きが、アイザックの信用を著しく損ねてしまっていた。


「いたよ。でも、強制したりはしていないよ。ていうか、なんでダミアンくんがそんな事を言いに来たの?」

「べ、別に……。困っている人を見捨てておけなかっただけだよ」


 ダミアンが頬を染める。

 その反応を見て「もしや、こいつもニコルを剥製に!?」とボケる程度の余裕が、アイザックにはあった。

 だが、同時に失敗したという事も自覚していた。


(しまったなぁ……。ダミアンが狙われるなんて計算外だ。マイケルが無事だったから油断していた。クラブ活動で接触しちゃったのかな?)


 クラスが違うマイケルは、まだニコルの毒牙にかかっていないようだった。

 だから、ダミアンもまだまだ大丈夫だろうと思っていた。

 しかし、今考えてみると、フレッドの腰巾着である彼も戦技部に入っているはずだ。

 姿を見かけなかっただけで、どこかにいたのかもしれない。

 ニコルがフレッドの近くにいる以上、ダミアンもニコルに接触するのは必然。

 そこで、篭絡されてしまったのだろう。


(接触するだけで確実に感染するとか、とんでもない感染力じゃねぇか! 時代が時代なら、研究所で隔離されて調べられるレベルだぞ!)


 アイザックは、ニコルの恐ろしさを改めて実感する。

 有効なのは攻略できるキャラだけなのかもしれないが、その感染力と影響力は絶大。

「ゲームの主人公補正」という得体の知れぬものに対する恐怖を覚える。

 だが、まだ完全には攻略されていない様子でもある。

 攻略されていれば、チャールズのようにハッキリと好きだとか言っているはず。

 まだ中途半端な段階なのだろう。

 だからこそ、悩む。


 ――ダミアンは友達になりそうだった。

 ――ジャネットは良い子だけど、ティファニーのように深い関係があるわけではない。


 チャールズの時のように、積極的にダミアンを止める理由がなかったからだ。

 ジャネットには悪いが、ニコルの行動を邪魔しないためにも、ダミアンを見捨てる事もできる。

 しかし、チャールズの時は後味が悪かった。

 わかっていて見捨てるのは、意外と心苦しいものである。

 とはいえ、母親が友達同士というくらいしか助ける理由がない。

 野心と天秤にかければ、野心の方がずっと重かった。


「そうか。君は凄い人だね」

「えっ?」


 アイザックに「凄い」と言われて、ダミアンは不思議に思った。


「今の僕に意見する者なんていないんだ。どうしても、エンフィールド公爵という肩書きを考えてしまうからね。でも、君はニコルさんのためにこうして注意してきた。度胸があり、男気もある。人のために動ける立派な人になったと思うよ」

「そ、そうかな?」


 突然、アイザックに褒められてダミアンは戸惑っていた。

 だが、悪い気はしていないようだ。

 アイザックはこのまま畳みかける。


「確かにニコルさんの事は好きだよ。でも、それは一人の女性としてじゃない。友人としてだ。フフフッ」


 アイザックが含み笑いをして、ニヤリとあくどい笑みを浮かべる。


「チャールズはダメだった。あいつは頼りないところがある。だから、ニコルさんを任せるに値する男ではないと思って、裏で手を回したんだ」


 先ほどの話から路線変更し、アイザックは「自分がチャールズとニコルを引き離した」という事を話し出す。

 こうした方が、ダミアンも話を受け入れやすいはずだと思ったからだ。


「でも、君は違う。本気を出せば、僕なんかよりもずっと凄い男になる。そんな気がしているんだ。もし、君がニコルさんの事を気になっているのなら、僕は何もしない。ニコルさんを託せる男になれるというなら、心の中で応援させてもらうよ」


 そして、ダミアンの力を認めていると言った。

 彼が「俺が本気を出せば、もっと凄い男になれる。フレッドの手前、気を使って力を抑えているんだ」と思っている男だという事は知っている。

 アイザックはそこを突き、ダミアンの背中を押してやる事にした。


「アイザックくんにそう言ってもらえると嬉しいよ。でも、本当にニコルさんの事を女性として愛していないの?」

「愛していないよ。恩師の孫娘だというのもあるけど、どちらかと言えば妹のような存在だ。僕は妹を愛したりはしない」


 そのようにアイザックは答えた。

 ケンドラを溺愛している姿を知られていれば説得力がなくなっていたが、ダミアンはアイザックのケンドラに対する態度を知らない。

 チャールズの一件を、家族のような相手を心配しての行動だと聞いて安堵の表情を見せる。


「ニコルさんには、今話した事を絶対に言わないでね。あっちがどう思っているかわからないけど、まるで女性としての魅力がないと言われているようでショックを受けたりするかもしれないしさ」

「うん、絶対に今日話した事は言わないよ。……そっか、ニコルさんに興味ないんだ」


 ダミアンの顔に希望の色が見えた。


 ――強大なライバルがライバルではなかった。


 それにより、ニコルとの間に障害はないと思ったのだ。


「突然、こんな話してごめんね」

「話を聞くくらい気にしなくてもいいさ。焦らず、ゆっくりと仲を深めていくといい」

「ありがとう。本当にありがとう!」


 ダミアンはアイザックにお礼を言うと、すぐに教室を出ていった。

 ニコルに会いにでも行くのだろう。


(あー、ダメだ。あいつも結構攻略されてるな。結局、一言もジャネットの事に触れてなかったし)


 チャールズもそうだった。

 気が付けば、彼もティファニーの存在を無視するようになっていた。

 ダミアンもジャネットの事に触れない段階まで攻略が進んでいる。

 これでは、彼を思いとどまらせようとしてもダメだっただろう。

 背中を押してよかったと、自分の判断が正しかった事を確認する。


(それにしても、ニコルはやばいな。攻略をどんどん進めていってる。俺も負けずに頑張らないと)


 自分が一歩進んだと思えば、ニコルは二歩、三歩先を進んでいる。

 下手をすると、卒業式前にジェイソンを攻略されてしまうかもしれない。

 そうなると、アイザックの計画は完全に破綻する。

 彼女の攻略スピードに負けてはいられない。

 アイザックは「もっと頑張らないとダメだ」と、さらなる努力を心の中で誓う。

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