第4回:理由は最大の防御
今回も読んでいただきありがとうございます。第4回を始めます。あと2回でようやく立ち回りに入ります。先に書いておくと筆者の立ち回りは基本的にテンプレ安定戦法です。しかしその前に基礎基本を身につけていることが前提になります。
――――――――――――――――――――――
さて、本題に入ります。今回は【理由の書き方】を説明していきます。意見には何でも理由をつけることが必要になります。理由をつける方法考えをそのまま伝えればオールオーケーです。
1番意見や理由が書きやすいのは【考察】です。考察は2日目の議論の時に発言するものです。これを出すことによって自分の意見や考えが可視化され、議論の促進や上手くいけば村人認定してくれる事などいいことずくめです。
実は考察を書いてはいけない役職が1つあります。それは【進行役】です。進行役が考察を書くと人狼や狂人に利用されます。どうしても発言したい場合は勝敗が決まった後にしましょう。
――――――――――――――――――――――
概要はこれくらいにして今から基本的な考察の書き方を教えます。今から段階的に書きます。
⑴投票した人の名前と投票した理由を記載する
人狼ゲームは誰が誰に投票したのか分からないことが多いです。それを明らかにするために投票した人の名前を最初に書きましょう。書き方は○○さんに投票。というシンプルな感じでいいです。
投票した理由ですがこれは進行役がいる場合は「進行役の指示に従った」と書いておけばいいです。いない場合は投票した理由を自分の考えを交えて書けば大体信用してくれます。
⑵占い師を宣言した人の真偽を記載する
大抵10人村では占い師を宣言する人が最低2人出てきます。その場合考察に占い師を宣言した人が本物か偽物かそれぞれ吟味しなければいけません。しかし2日目はほぼ真偽はつかないはずです。つかない場合は「占い先や理由を見てから判断したい」と書けばいいです。自分の中でついた場合は自分の考えを交えて書きましょう。
この記載は議論中に占い師を宣言した人の真偽を発言した人でも書いた方がいいです。書けば「この人は筋が通っている人なんだな」と周囲にアピールすることが出来ます。これを書いてはいけないのは【占い師を宣言した人】です。書いてはいけないというよりは書く必要がありません。理由は占い師を宣言した人の立場に立てば分かるはずです。
⑶怪しい人と思った人とその理由を記載する(役職を宣言していない人の場合)
議論をしていくうちに 「あれ? この人の発言怪しいな? 」と気になる人が出てくるはずです。怪しい人はどんな人かというのは前回を見てください。
理由はリアルで人狼ゲームをやっている場合はメモをとりましょう。リアルでなければ気になった発言をコピーして取っておきましょう。そこから自分の考えをつけ足せばしっかりとした理由が出来上がります。
――――――――――――――――――――――
第2回で言ったと思いますが【考察】は夜の時間に書きます。村人だと時間に余裕があるので簡単かもしれませんが宣言していない人狼になると難しくなります。しかし何度も考察を書く練習をしている内に段々と人狼でも余裕で書けるようになります。
参加する人数が増えれば増えるほど考察の重要度はどんどん増していきます。 ならば減れば減るほど考察の重要度は減っていくかというとそうではありません。3~4人の場合は初日に終わるので必要ありませんが5人からでは必要になってきます。特に5人の場合は考察が最重要になります。
――――――――――――――――――――――
今回はここまでです。もう基礎基本の事は全て伝授しました。ならば立ち回り説明になりますがあと1回だけ続きます。
前回1部の参加者が運だけで戦ってくるという記載をしたのを覚えているでしょうか。覚えていない場合は前回を見てきてください。実際このエッセイを書き始めたのも全て「人狼ゲームは運ゲーでは無い」ということを伝えたかったからです。
これ以上話すと次回の内容の割を食ってしまうのでここまでにしておきます。意見や質問等ありましたらこのエッセイの感想欄に送ってください。筆者が回答します。
次回も見てくださると嬉しいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます