ファイルNo.8
ウサギの顔・・街の名はトラーズ
ミシェルは泣き疲れ寝室で眠りに付いた、村長の家を出た捜査官は被害者宅に向かった。
被害者夫婦はお互いの繋ぎ合わされる様にされており、ラベンダーも置いてあった
遺体は地元警察に預け司法解剖を依頼した
ーーーーー地元警察署ーーーーー
捜査官は司法解剖の結果待っていた、ラベンダー猟奇殺人事件の犯人は証拠を残さないたが!今回は目撃者が居た事により犯人に近づく手掛かりを得られるかもしない。
解剖医が捜査官のもとに来た
「被害者は内臓を酷く損傷させられた事による、失血死です」
「他に犯人に繋がる事はありませんでしかた?」
「内蔵は刃物で切られてたたが、どうやったのか知らないが内部を破壊するなんてのは俺は知らないな」
捜査官は話を聞いた後に特別捜査課に連絡を入れた
「課長、今回も同じ犯人だと思われます」
捜査官は今回目撃者が居た事により、聞き込みそして足取りを追い、数日は戻れない事を伝えた
通話が終わり警察署を出て、ひと息ついた、ポケットからタバコを取り出し大きく吸い込んだ、外の階段に腰を掛け街に行っているもう1人の捜査官に連絡をした
「そっちはどうだ?ウサギの仮面見つかったか?」
「あぁ既にいくつかあった、今は次の街に向かってる、そこでも探してみる」
街にいた捜査官はウサギの仮面を見つけた様だった
この地域周辺は春になるの豊作を願いお祭りをするらしい、その時に売られていた物と思われる?
そして今は次の街に向かってるらしい
「分かった、俺も他の街に行ってみる」
捜査官は警察署の階段から立ち上がるとタバコを灰皿に入れ頭を掻きながら街に向かった
ーーーーートラーズ街ーーーーー
捜査官は街に着くと聞き込みをして、この街でも春になるとお祭りをしている事が分かった
街の中央には噴水があり、近くにはベンチがあったのでそこで休憩をしようと腰を掛けた、ひと息ついて目をタオルで隠し空を見上げていた
すると1人の青年が近くに来た
「何かお疲れの様ですね?大丈夫ですか?」
「あぁ?あぁー大丈夫気にしないでくれ」
捜査官は顔に当てたタオルを少しズラし答えた
「お話なら聞きますよ」
青年は爽やかで心の透き通った様な笑顔で話し掛ける
「ウサギの仮面を探してるんだが、君は知ってるか?」
捜査官が青年に聞いた
「知ってますよ!沢山種類も有りますよ?何かお土産ですか?」
青年は仮面を売ってる所も知っている様だった
「いや、捜査で探してるんだよ」
捜査官は不意に答えてしまった
青年は一瞬、冷たい目になったが、捜査官はそれに気が付かなかった
「そうですか・・・ではお店まで案内しますよ!」
捜査官は青年に案内されお店に向かっている時捜査官は突然の目まいに襲われた、青年が心配して路地裏の涼しい所で休もうと提案
そう、言われた捜査官は青年の肩を借り路地裏に移動した
捜査官の目まいは治まり
青年に感謝を言おうとした瞬間!青年が攻撃魔法を出してきた、捜査官は間一髪で避けた
「お前!一体なにもんだ!一般人じゃねぇな!」
「もしかしたら貴方が探してる犯人だと思いますよ?」
すると青年は空間魔法を使い、右手を異空間の中に入れ、ウサギの仮面とラベンダーを取り出した!
捜査官は驚いた、仮面を探してる事は言ってしまったがラベンダーの事は言っていなかったからだ
「お前が夫婦を殺し回ってる狂人ってわけかよ!」
青年は不思議そうな顔で何処か、腑に落ちなさそうな感じで答えた
「僕は夫婦の愛を確かめてるんです、殺しをしたいんじゃ無いですけどね?」
捜査官は青年に諦めて捕まる事を進める
「お前は殺人事件起こし過ぎた、お前の欲を満たすために犠牲になった人の事を考えろ!お前は黙って捕まれ!」
捜査官がもう1人の捜査官に連絡を入れ様としたが何かに阻まれ通信が出来ない!
「連絡は取れませんよ?ここは範囲魔法で内で外部と拒絶された空間ですから、なのでここで貴方が幾ら大きな音を出しても外には聞こえません」
青年は捜査官が気が付かない内に魔法を幾つもの発動して先手を打っていた
「いつ発動していた?こっちはプロだぞ?魔具も使ってないって事は時限式の魔法か!」
捜査官は自分が後手に回っている状況に魔具の指輪を幾つか付け臨戦態勢に入った
「貴方知ってますか?魔具は媒体でしか無いんですよ?僕には要らない、貴方達は魔痕を調べないと追跡出来ないですよね?魔痕を残すのは媒体となってる魔具から出てるんです」
青年はそういうとニッコリと笑った
「じゃあお前は最強って訳だな?俺達がやっけになっても見つからない理由はそれか!」
捜査官は言い終わると手を前に出し魔法を
発動した
「ファイヤーウォール」
捜査官は青年の目の前の視界を奪った
「雷槍」
その直後に雷の槍である雷槍を投げた!そして目の前の視界を奪われた青年に直撃した
捜査官は魔法を解き、砂埃が立ち込める中ゆっくりと青年の方に近づいてゆく
だがそこには青年が傷1つ無く立っていた
捜査官は後ろに飛び距離を取ってから青年に話し掛けた
「お前凄いな!見えなくて良く防御魔法間に合ったな?」
「凄いなって言うのは良いですけど、僕じゃなかったら今ので串刺しで死んでますよ!勘弁して下さいよ」
咳き込みながら服に付いた砂埃を叩き余裕を見せつける
「じゃあ僕の攻撃防いでよね?まぁ無理だろうけど」
小石を手の親指で弾き飛ばして防御魔法を出そうと手を前に出したが間に合わず手には穴が空けられた
「くっい今の魔法なんだ!」
捜査官は何が起きたか理解出来ずに居た
「え?今のは小石を飛ばしただけですよ?」
笑顔で答える青年は遊びで小石を飛ばした程度の感覚でしか無かった
「クソが、そんなのが有りなら卑怯だろが!」
額からは汗が流れる落ちる、かなりの動揺を見せる捜査官
シャツの袖を切り傷口を押さえる様に結び
立ち上がった
「青年!本気で行かせてもらう!」
捜査官は手に炎を出した!紅く紅蓮の炎が捜査官の手の上で魂を燃やすかの様に紅く燃えている
「バーニングソード」
すると紅く燃えていた炎が刀の形に変化した、静に握られているが捜査官の汗が刀身に落ちると直ぐに蒸発させた
「格好いいですね!そんな魔法があったなんて知りませんでしたよ!」
青年は少し興奮気味に捜査官の出した魔法に食いついていた
「これは俺もかなり気に入っててな?刀身にはかなりの熱があるから触れた物は切られるし燃えるしで嫌だろうなぁ」
「捜査官さんって嫌な性格してますね!相手をなぶり殺すタイプなんですね!」
「そうかもな?行くぞ!」
低い体勢から斬り掛かるが、青年は華麗に避けて回避をした
次々と斬り掛かるが容易に避けられてしまい決め手に欠ける
膠着した時間が続き青年も捜査官に攻撃をするが捜査官も上手く避ける事で時間だけが過ぎていった
捜査官はまた斬り掛かるが、ポケットから粉末を取り出し青年にぶつけた、粉塵が空中に飛散した!
「終わりだぁぁぁ」
捜査官は青年を斬りつける事は出来なかった
だが!粉塵に刀身の着火反応を起こして、外部と切り離された空間に居る2人は逃げる場所も無く粉塵爆発をくらった
捜査官は膝から崩れ倒れ込んだ、微かに意識を保ちつつ青年がどうなったかを確かめ様と動き始めた
「大丈夫ですか?その攻撃で最後ですか?」
青年はそういう平然と立っていた、周りの炎は消えた、黒煙も消えつつあった
「お前は化け物かよ!どうやったらそんなに強いんだよ」
捜査官は自分が大火傷を自分も受ける事で
相手の動きを封じるつもりだった
這い蹲ってゆっくりと青年に近づく
青年との距離が近くなり、そっと立ち上がった
ゆっくりと近付いて行き不意を突く様に蹴り技を出した2回3回と蹴り技を出した、だが軽快なステップで避けられた
「格闘も余裕なのかよ!お前みたいな奴を天才って言うだよな」
「そんな褒めないで下さい、避けただけです、じゃあ終わりにしましょう」
そういうと青年は手刀で斬り捨てた
捜査官は胴体から出血をした、胴体を切られた事で捜査官はその場で倒れ込んだ
「貴方は強かったですよ!僕じゃなかったら貴方は生き残ったでしょうね!」
青年は空間魔法を解き捜査官の記憶を破壊してその場を離れて行った
その後捜査官は市民に発見され、その後死亡が確認された、
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