第3話 聖女が来た



 傷ついた我等の元に 聖女様がやってきた

 ああ なんてあったかい光だ これならきっと

 この魂は 安らげる


人「なんて慈悲ある光なのだろう」


聖女「なんて私は無力なのだろう」


人「傷ついた魂が瞬く間にいえていく」


聖女「私に戦う力はなくて、なおす事しかできない」


 ああ 優しい聖女様は 我等が傷ついた姿を見て

 ただ 涙しておられる

 清い心の持ち主なのだろう


人「聖女様は今日も働いている」


聖女「自分の無力さが許せない」


人「我等の為に親身になって」


聖女「戦えない自分の身が悔しくて仕方がない」


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詩集 来たれ、歴史動かす者達よ 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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