《幕間》
【幕間 とある研究者の手記①】
人間はひ弱で愚鈍だった。わかっていたつもりだけれど想定を下回るほどの低スペックだった。
武力、魔力、知力、どれだけ注ぎ込んでも一向に成果が上がらない。それどころか中途半端に身につけた力で神にでもなったように我が物顔で振る舞う。
救えない。愚かだった。人間がじゃない。こんな物に期待を込めた私がだ。次を探そう。
人間なんかじゃないもっと使える駒を。私の野望を果たすその日はやってくるのだろうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます