設定 ヒロイック・プリンス 呪われた血と宿命

仲仁へび(旧:離久)

第1話




ーーあらすじ

 貴族に逆らった罪で囚われた友人のエルフ。

 ウォルドはその友人を助けるために、神に抵抗する。 



ーー人物

〇リファル

 治癒魔法・支援魔法の使い手。

 青水の里に住む。

 お姉ちゃんのリグレットちゃんの事が大好き。

 気配を隠すのが得意。


〇ウォルド

 長剣使い。

 幻惑の里出身。

 ひょうひょうとした態度で、なかなか人をよせつけない。

 しかし、一度懐に入った者には情に厚い。

 エルフの友人を助けるために行動。


 傍にいる者の生命力を吸い取るというウォルドの呪い。

 その呪いをとくには祝福で相殺するしかない。

 エルフは生命力にあふれているため、傍にいてもそれほど影響はない。

 普通の人間は鍛えている人間じゃないと厳しい。


〇ミュセ

 治癒魔法の使い手

 風の通り道にある協会で働く。

 人間の世界で暮らす隠れエルフ。

 弾き語りが得意


〇ルーチェ・フランドール

 双剣使い。

 戒律騎士団の団長。

 治安を担うもの。

 真面目で固い。

 リグレットの事が気になる。


〇マツロウ

 盾騎士。

 どっしりとした老紳士。

 とある領地をおさめる。


〇コルン

 拳闘士。

 リファルを慕っている。

 マツロウの部下。

 ゴスロリファッションを愛する。

 かっこよくて可愛い物が好き。


〇モフスケ(ディーヴァス)

 刀使い。

 ミニベアの村の住人。

 年齢不明。

 武士にあこがれを持つ。

 セリフの言葉が全部ひらがなに聞こえる。


〇リグレット

 攻撃魔法・妨害魔法の使い手。

 リファルを溺愛している。

 巫女として、未来を見たりする仕事をこなす。

 天使に対する抵抗組織を率いるリーダー。




ーー章構成


「プロローグ」

 王の血を引いた少年

 囚われた少年

 生命力を吸い取る体質


「第1章」

 巫女の里

 倒れていた少年

 保護

 悪魔への恨み

 エルフへの迫害


「第2章」

 抵抗組織

 リファルの仮面

 ミュセ達の救出

 リファルの秘密


「第3章」

 娯楽のない都市

 締め付けの強化

 搾取されるばかりのエルフ

 ミュセの特技


「第4章」

 血なまぐさい都市

 闘技場挑戦者求

 双剣士ルーチェ

 一騎打ち


「第5章」

 災害迫る都市

 避難計画

 お姉さま大好きコルン

 邪悪装う

 強制避難


「第6章」

 考える事が苦手な種族

 モフスケ

 おおむかしのあやまち

 持ち込まれた戦の火

 考えてみる


「第7章」

 天界への橋

 巨悪の居城へ

 最後の戦い




「用語」

〇天使ライズン

 人々を導くもの。(※一般認識)

 ただし中身は悪魔。

 大昔の戦いで、悪魔の魂が内に潜んでいる。

 信託を受けた巫女と、神狼。宇宙そらの王族のみがその事実を知っている。

 エルフと人間を対立させている人物

 人々を支配して、定期的に餌となる生物を捧げさせている。

 光城クリスタリゼは、法典工場でもある。

 生贄にしなかったエルフを製造にかかわらせている。


〇悪魔デボン

 人々に害を成すもの。(※一般認識)

 ただし中身は、天使。

 大昔の戦いで、天使の魂が中に封じられている。

 信託を受けた巫女と、神狼。宇宙そらの王族のみがその事実を知っている。


〇法典

 天使(悪魔入り)が新たに作り出した法律。

 ふつうの法の中に、悪魔の力となる規則を織り込んでいる。

 行事の際。悪魔の力を増すための行動をとるように義務付けている。

 内容の一部。エルフを見つけたら、必ず国の要所に申告するように義務付けている。などが記載。


〇巫女

 小さな村や町を管理するもの。

 信託を聞いて、行動。

 リグレットとリファルは父がエルフで、母が人間だったが巫女の家系だったため排斥されることがなかった。

 両親はすでに他界。


〇信託

 天使から信じ、託された言葉。


〇戒律騎士団

 天使の法にしたがって、犯罪者を捕縛する。


〇宇宙の王族

 ウォルド達の一族。

 昔は、別の星に住んでたとか。




ーースポット」

〇マクダイン

 何十万人もの人が暮らす大都。

 天使を崇める立派な祭壇が目玉となる観光名所。

 エルフを捕まえる天真警備兵や、戒律騎士団がわんさかいる。

 マクダイン牢務所がある。


〇マクダイン労務所

 犯罪者が収容される場所。


 〇十層道路

 土地がでこぼこになっているため、立体道路が重なりあっている。


〇ミニ・ベアの村

 ミニチュアのクマっぽい生物(ミニ・ベア)が住んでいる村。

 ハチミツ産業が盛ん。

 住民達はおだやかでみな、のんびりしている。

 ディーヴァスの故郷。

 人の言う事を信じやすい者達であるため、人間から離れて暮らしている。


〇風の通り道にある教会

 ミュセという女性が働いている協会。

 身寄りのない子供達をお世話している場所。


〇竜骨の町

 大昔に竜がいたとかなんとかの伝説がある街。

 竜の骨?らしき白い塊の上に街ができている。

 医薬品の取引や製造が盛ん。


〇青水の里

 巫女の血が途絶えそうな里。

 リグレットやリファル達が住む。

 彼女達に親せきはいない。


〇廃都市グロック

 娯楽のない都市。

 エルフ達は毎日働かされているが、人間も同様。


〇戦神都市バトラー

 闘技場がある。

 優勝者には賞金が用意されるため、町の中にいる住民は武芸に秀でている物が多い。


〇虚構神殿

 天使(悪魔)が管理している神殿。

 とらえたエルフを収容していた施設。

 今は使われていない。


〇虹の吊り橋

 下には川が流れている。

 天候や気象条件があうと、下の川の色が様々に変化する。

 秘境として知られている。


〇幻惑の里

 生き残ったエルフ達が隠れ住んでいる里。

 ウォルドが住んでいた。


〇炎上平野

 その昔、天使と悪魔が戦ったと言われている場所。

 戦の火で真っ赤になった事から、名付けられた。


〇光城クリスタリゼ

 天使(中身悪魔)がいる場所。

 無数のエルフ達が捕らえられている場所でもある。


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