第2話の4 遺跡ギルドとの取引

GM : ここは、どんなことを聞きたいかだけまとめて処理しちゃいましょう


ギルドに来たのはルタだけですが、PLのアイデアを自由に伝えていいよーというスタイルで進めてます。


ダビデ : まずは何か物を売りに来たことがあるかどうか、ですかね

GM : 遺跡ギルドに売るものといえば盗品とかそっち系のものになってきますが、それらはないですね。

メア : チンピラの兄貴としてどんな悪事をしていたかと、表裏両方で知り合いはいなかったか。

ルタ : あとは、ハクラが仕切っていた組織の概要とかですかね

ルタ : その集団がどんなことをしていたのかとか、現在の様子とか

GM : ハクラの所属に関しては100Gを要求。問題なければ続けます。

ルタ : 静かに100G出します

ダビデ : 後で報酬から引きましょう

GM : ハクラは遺跡ギルドに所属してます。

 末端のチームの一つのとりまとめ的なことをしていましたが、一年位前に突然姿を消しました。

 追うのも面倒なのでほおっておいたけど、情報があるなら買ってやると提案されます。

メア : 一年前になにがあったんだろう…

ルタ : 一応、1年前に裏社会で何か大きな出来事があったりしたか聞いてみましょうか

GM : それは話せないが、特にないと言われます。真偽判定するなら目標値は18


ルタの出目は16。指輪を割ります。


GM : ギルド員の言葉は嘘ではないと感じた。

メア : つまり、1年前は裏社会で何か大きな出来事が"ない"

ダビデ : この組織で何かやらかしちゃって逃げた、というわけではないんですね?

GM : ハクラが何かやらかしたのか?という話にも100Gを要求。払ってくれるものとして進めますが、

急にいなくなったのが一番のやらかしだなと一蹴されます。

ダビデ : 持ち逃げとかしてたら追いかけますもんねぇ…

ルタ : 「凶悪犯ではなかった……という意味では少しホッとしたわ」

ダビデ : 個人的な事情ということですね

ルタ : ね。


GM : あとは、

「うちで稼いだ金で女に貢いでたみたいだぜ」

「後、残った分は家と神殿、だっけ?意外に真面目だったなぁ」

みたいな話をおまけで聞けます。

メア : 神殿・・・?

ダビデ : ついでに行きつけの酒場とか、守備範囲がどのへんだったか聞けたら

ルタ : 確かにシマは聞きたいところですね

GM : ハクラの行きつけとかを聞くならさらに200Gかな

GM : 「抜けたとはいえ元構成員の情報を、そう簡単に流せねぇなぁ」みたいな

ダビデ : ガメルなぁ…さすがw 200G出します!

GM : 酒場をいくつか聞けますが、どれもシャキアの家からは遠い場所のようです。

他には、夜の街によく行っていたとかそんな感じ。

ルタ : 「まるで家から逃げるように……」

GM : ちなみに神殿はアステリア

ルタ : ほほぅ

ダビデ : 神殿…?どうしてそんなところに

メア : こうなると、次にいってみるのはアステリア神殿か、話に聞いた遠い酒場かな…

GM : 問題なければギルドの外で合流して話を聞いたってことでOK

ルタ : では撤退します! そして情報共有!



ルタ : 「神殿……やっぱり、彼は自分の生き方に迷いを感じていたのかしらね」

ダビデ : 「…迷い…?」不思議そうなまなざし

メア : 「裏では悪いことしていても、本当はしたくなかったって後悔していたんだとおもいます」

ダビデ : 「そう…かな…僕には分らないけど…」

ルタ : 「書き置きにも『恥ずかしい人生』とか、『生きる資格』とかそういう文言があったもの」

ダビデ : 「恥じていた…」

メア : 「神殿の人にきいてみたら、何か知っているかもしれませんね…」

ルタ : 「そうね、行ってみましょうか」

ダビデ : 「…なら、どうしてシャキアに向き合ってやらなかったんだよ…逃げるなんて卑怯じゃないか…」ぽつり


GM : では神殿ですが。。。(ちょっと省略)

彼は名前は名乗らず寄付だけに顔を出していたようです。

神殿に来るときは常に笑顔だったようですが、

時折見せる寂しそうな横顔が気になっていたといいます。


GMがなんとなく出したアステリアという名前。

2.0では自由奔放とか嫉妬とかをイメージさせる神様だったのですが実は、

2.5で精神の二面性を現すって話が増えてる(たぶん)んですよ。うん。

アステリア神殿ってことに反応していたPLたち。


メア : 神殿でも何も明かさずにいたのか…

ルタ : 派手に懺悔するタイプじゃなさそうなので、納得ではあります

ダビデ : 「……(いい面と、わるい面…)」

ルタ : 「……何を思っていたのかしらね」

ダビデ : 「分からない…(けど…こういう寄付でメアみたいな子たちは養ってもらっていたんだ…)」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る