第18話 もう1つの力
ケフェウスが大きく踏み込み、ピスケスに向かって剣を振り下ろす。
それをピスケスは左手の槍で受け右手の槍でケフェウスはそれを屈むことで避けて頭突きをした。
「くぅ、やるね。」
ピスケスが頭を抑えている隙に、ケフェウスは走り出し斬りつけようとしたが、ピスケスは気が付き槍で受け止めた。
その隙にアンドロメダがピスケスに矢を放った。
「うおっと!」
ピスケスは後ろに下がり矢を避けた。
その後もケフェウスとアンドロメダの共闘で、ピスケスを攻撃する。
ケフェウスの剣を受け止めたピスケスがケフェウスを蹴り飛ばし家の壁にぶつけた。
「ここまで戦えるなんてやるね。
残念だけどお別れだ、ケフェウス君。」
倒れたケフェウスに向かってピスケスは槍を突き刺そうとした。
「アタシ達を忘れてんじゃないか?」
その時ベラトリクスがピスケスの背後から飛びながら斬りかかる
「忘れてないよ!君たちの事は常に警戒しているさ」
ピスケスはそれを槍で受ける。しかし、
「倒れ込んだ田舎モンも警戒しろ!」
ケフェウスの剣がピスケスを貫く。ピスケスは血を吐きながら言った
「君の言う通りだ、次からはもっと君を警戒しなければ・・・」
ケフェウスがピスケスから剣を抜くとピスケスは倒れた。
ケフェウスが剣を見ながら初めて人を殺めた事実に少し気分が落ち込んでいた。
「よくやったね。ケフェウス!
っと、今はそんな気分じゃなさそうだね」
ベラトリクスがケフェウスの気分が落ち込んでる事に気が付き前を向くと目を見開いた。
「ケフェウス!!危ない!!」
ベラトリクスがケフェウスを押し飛ばした。ケフェウスがベラトリクスの方を見ると、ベラトリクスの方を槍で突き刺したピスケスの姿があった
「お、お前・・・生きてたのか・・・」
「いやぁ、死んだよ。1回ね
これも『
命を落としても1日に1度だけ甦れるらしい。」
「それで・・・あの時首を飛ばしたのに・・・」
ベラトリクスがピスケスを睨みつけながら言う
「そういう事、さてワタシはもう君に油断しないよ。ケフェウス君」
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