第3話 ちょっと気になった彼女に対しての考察談
とりあえず、何もなく1日は終わった。
今日ボクが彼女に受けた印象は、とにかく無口なことだ。
どことなく陰気で、基本うつむいて席に座っている。
容姿は悪くない方である。と、思う。
なぜなら、目の色の少し変わった男子達が、寄ってたかって話かけに行っていたからだ。この時期の男子学生というものはどうしてこうなのだろうか?
血気盛んという言葉が1番似合うのではないだろうかと僕は思う。
まあ長くなったが結論として、彼女はどちらかというと僕と同じ臭いのする人間だった。
だからこそ話かけたい気持ちや、話かけてもお互い話すことも無いし、上手く話せないのでやめておこうという気持ちが混ざっていた。
でもそれは、彼女が本当はどんな人間か。によるか、と思い明日の授業に向け教科書をかばんの中に入れるのだった。
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