第2話 とある出会いの始まり
「なんでこんなことになったんだーーー」
新しいクラス、2年A組の席に付き朝礼の時間まで物思いに耽っていた。
はたから見れば、「あいつ何たそがれてんだよ。きも〜」とか思われそうだが、窓の外を見て落ち着くのも嫌いじゃなかった。
さぁ今日も僕のいつも通りの1日の始まりだ。
((ちなみにそんな日は始まらなかった。))
「皆さんおはようございます。去年一緒のクラスだった人もそうでなかった人もこれから皆さん仲良く1年間過ごしましょね!
あと、今日から転校生の子が1人来ます。さっ、入って」
久しぶりの担任による朝礼に目を覚ましながら、
転校生か。でも僕にはきっと関係ないなぜならば、ボッチだからな!
と、少しばかり悲しい現状を叫びながら22%くらいの期待を込めていると、、、
「皆さん、今日よりこの学校に転校してきました。
「席は〜そこの相馬くんって子の後ろね」
「ありがとうございます。」
(おお、こいつ僕の後ろか。こういう最初おとなしそうなやつに限って後々何するかわからんからな。用心せねば。)
という、謎の誓いを建てながら僕の2年生は始まりだした。
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