第13話 地獄の門番 獄卒と特級呪霊 その2


(詩音)『こい、黒闇刀、黒影刀』


詩音は2本の刀を取り出し、口を開いた。


(詩音)『凛音、鏡花、瑠花、彩乃、目を閉じるか間を塞げ』


そして、4人は目を塞ぎ、詩音はそれを確認すると、次の瞬間牛豚を切り刻んだのだった。


―――ずしゃ――スパッ―――ズパンッ


(詩音)『さて地獄を見せてやるよ、お前が知る地獄よりも地獄をな,』


(詩音)『ん?あれもう死んだのか』


そして、牛豚は粉になって消え、凛音と鏡花は助かったのだった。


(凛音)『詩音ー、怖かった、で、でも詩音が助けてくれて、すごく安心した(/// ^///)』


(鏡花)『·····さすがに私も怖かった·····』


(華月)『意外だな、鏡花』


そう話していると何かが現れた。


パチパチパチ


(両面宿儺)『すごいねぇ、夜神君』


(両面宿儺)『さぁ夜神、今度は俺と殺りあおう』


(詩音)『·····久しぶりだな宿儺·····、いいだろう·····凛音、先に帰っててくれ』


(凛音)『嫌よ·····』


(詩音)『華月、全員連れてけ·····』


(華月)『いや、ダメだ、こいつは危ない·····』


(詩音)『早くしろ·····』


(華月)『·····チッ、わかったよ、お前もすぐに帰ってこい、いいな?』


(詩音)『はいはい』


そして詩音は残りほかのやつらは全員帰らせられたのだった。凛音はまた先に帰られさせられたのが不満だったのだ、そして心配だった。


(詩音)『おい宿儺、何が目的だ·····』


(両面宿儺)『お前ならわかるだろ、詩音?』


(両面宿儺)『俺らについてこい·····お前の力は使えるのだよ·····』


(詩音)『断る·····』


(両面宿儺)『··········残念だ··········ならば··········死ねぇー夜神ーッ』


詩音と両面宿儺が気を込め、手に力を込め、

詩音と両面宿儺が、やり合う瞬間、誰が間はいった。


(朱雀)『おい、宿儺?なぜ貴様がここにいるのだ?』


(両面宿儺)『·····強いて言うなら………玄武が………あの野郎がいいって言ってたからかな』


(朱雀)『そうか………ならば帰れ、宿儺』


(宿儺)『はいはい、帰りますよ』


宿儺が帰っていったのだった。


(朱雀)『詩音、もし守りたいものがあって人間を辞めてもいいならばこれを使え、お前の他に5人分お前に渡しておく他の奴にも好きに渡せ··········それともうすぐ戦争が始まるぞ、夜神』


詩音はとあるものを渡されたのだった。

それはなにかの注射器みたいなものだった·····。

そして、朱雀も帰っていったのだった。


(詩音)『·····これ·····あいつらに渡すか·····』


詩音は、凛音たちの元に帰って行った。


(詩音)『凛音~疲れたよ〜·····笑笑』


(凛音)『(⑉・̆-・̆⑉)』


(詩音)『どした?』


(華月)『いや、詩音、お前を置いて帰ったあと、俺は凛音めちゃめちゃ怒られたぞ』


(凛音)『なんで、なんで、·····(´;ω;`)』


(華月)『怒られたあと、凛音、心配と不安でずっと泣いてたぞ?』


(詩音)『凛音、ごめんね·····でも大丈夫だからさ、ね?』


(凛音)『·····私、すごく心配で不安だったんです』


(詩音)『ごめんね.........』


そして、凛音が泣き止んだのと同時に詩音は、玲於と楓雅、華月を呼んで、朱雀に言われたことを話、朱雀に渡されたものを、それぞれに渡したのだった。


(玲於)『無茶しなくちゃな·····』


(楓雅)『あぁ、そうだな·····』


(華月)『··········』


(詩音)『あぁ··········』


……………………………………………………





············································································



続く·····

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